【ヴェネツィア】カーニバルのお菓子フリッテッレ！ヴェネツィアで食べ比べてみた

ヴェネツィアのカーニバルに行ったらぜひ食べたいお菓子、フリッテッレ（frittelle)。

フリッテッレは、イタリアのカーニバルに欠かせない定番ドルチェのひとつ。

期間限定！イタリアのカーニバルの伝統菓子まとめ

イタリアには、クリスマスやイースターと同じく、カーニバルの時期に食べられる伝統的なお菓子がたくさんあります。 今回はイタリアのカーニバルのおいしいお菓子をご紹介します。

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カーニバル期間中にヴェネツィアを訪れるたびに、毎回1～2個食べていますが、今年（2023年）のカーニバルでは人気店のフリッテッレをいくつか食べ歩いてみました。

小さなドーナツといった感じのフリッテッレは、揚げ菓子なので、さすがに何個も食べられません。

行きたかったお店すべてを制覇することはできませんでしたが、かなりの数のフリッテッレを食べてきました。

そこで、今年食べたお店のフリッテッレを紹介したいと思います。

来年以降、ヴェネツィアのカーニバルに行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください！

 

＊価格やお店の情報などは2023年2月時点のものです。

 

 

カーニバルのお菓子、フリッテッレの種類

フリッテッレには、いくつか種類があります。

大きく分けると２つ。

ヴェネツィアーネ（Veneziane）とそれ以外（クリームやチョコレート入りや中身なしなど）。

上の写真だと、上段がヴェネツィアーネ、下段にクリーム入りなどが並んでいます。

 

ヴェネツィアーネの生地は、昔ながらのドーナツに似ていて、ずっしりしているのが特徴。

中にはレーズンと松の実が入っています。

 

それ以外のフリッテッレの生地はふんわり、シュー生地に近い食感。

このふんわり生地のフリッテッレには、クリーム、ピスタチオクリーム、チョコレート、りんごなどが入ったものや、中身がないもの（Vuote）があります。

こちらはりんご入りのフリッテッレ。

甘酸っぱいりんごのフィリング入りのフリッテッレはわたしのお気に入りです。

 

＊どちらも店内で立って食べたので、食べかけの写真で失礼します。

パスティッチェリア・トノロ / Pasticceria Tonolo

まずご紹介したいのが、わたしがヴェネツィアで一番好きなパスティッチェリア（お菓子屋さん）、トノロ（Pasticceria Tonolo）。

店内のカウンターでエスプレッソと一緒にいただきました。

左がヴェネツィアーナ（Veneziana）、右がクリーム（crema chantilly）。

個人的には、トノロのフリッテッレが一番美味しい。

人気店なのに、ひとつ1.5ユーロと他のお店より低めの値段設定なのがうれしいです。

カフェ（エスプレッソ）も１杯1.2ユーロと安い！

今回もお店の外に行列ができていました。

安くて美味しいので、行列ができるのも納得です。

 

フリッテッレ以外のスイーツも美味しいです。

【パスティッチェリア トノロ】ヴェネツィアのおすすめ老舗菓子店でスイーツを！

パスティッチェリア・ダル・マス / Pasticceria Dal Mas

駅から少し歩いたところにあるパスティッチェリア、Dal Masのフリッテッレ。

今回、ヴェネツィアに着いて一つ目に食べたのがこちらのフリッテッレです。

出来たてアツアツのヴェネツィアーナをいただきました。

ふんわりもっちり生地で美味しかったです。

Dal Mas のフリッテッレは、ひとつ2ユーロでした。

リッツォ / Rizzo

Dal Masを後にして歩いていくと目に入るのが、Rizzo（リッツォ）。

ショーウインドウに並んだフリッテッレを見たら食べずにはいられません。

こちらではピスタチオ入りのフリッテッレを選びました。

Rizzoのフリッテッレはひとつ1.8ユーロ、3個購入すると5ユーロとお得になります。

ドルチェの並んだ反対側には、ピッツァやパンなどが並んでいて、美味しそうでした。

＊Rizzoはこの先にも店舗があります。

 

パスティッチェリア・ノービレ / Pasticceria Nobile

さらにリアルト橋方面に進んでいったところにあるのが、パスティッチェリア・ノービレ。

店内にはフリッテッレを求めるお客さんの列が。

こちらのフリッテッレは大きめで、ひとつ2.5ユーロ。

ヴェネツィアーナを購入してお店の外でいただきました！

 

パスティッチェリア・バッラリン / Pasticceria Ballarin

リアルト橋の近くにあるパスティッチェリア Ballarin。

店内はフリッテッレを片手に持ったお客さんばかり。

こちらでは、りんごのフリッテッレを選びました。

ふわふわの生地に甘酸っぱいりんごのフィリングと、絶妙の美味しさでした。

Ballarinのフリッテッレは、ひとつ2ユーロでした。

 

パスティッチェリア・ローザ サルヴァ / Pasticceria Rosa Salva

お昼とサンマルコ広場周辺で素敵な仮装をした人たちを見た後に行ったのがパスティッチェリア・ローザ・サルヴァ。

こちらのヴェネツィアーネは形がユニーク。

平らで、真ん中に穴があり、ほかのお店のヴェネツィアーネとは少し違った形です。

気になっていたヴェネツィアーナを食べてみました。

こちらのフリッテッレも、ひとつ2ユーロでした。

パスティッチェリア・トレヴィザン / Pasticceria Trevisan

カーニバルの雰囲気とフリッテッレを存分に味わって、駅に向かう途中最後に食べたのがパスティッチェリア・トレヴィザンのフリッテッレ。

もうすでにお腹いっぱいでしたが、このフリッテッレの山を見たら買わずにはいられませんでした。

ヴェネツィアーナ（2ユーロ）をひとつ。

ヴェネツィアのフリッテッレ食べ歩きの最後に選んだのは、やはりヴェネツィアーナ。

美味しかったです！

 

ヴェネツィアのカーニバルに行ったら食べたい！フリッテッレ

カーニバルのお菓子フリッテッレ。

カーニバル限定のお菓子を食べるのも、カーニバルの楽しみのひとつですよね。

今回は、いつも行くお店から、はじめてのお店まで、7件のフリッテッレを食べてみました。

 

個人的にはトノロが一押しですが、どこのお店のフリッテッレも美味しかったです！

お店選びも悩みますが、どのフリッテッレを食べるのかも悩みどころ。

でも、ヴェネツィアで食べるならヴェネツィアーネは欠かせません。

ヴェネツィアーナとお好みのクリーム入りを一つずつ食べてみてはいかがでしょう？

どこのお店のフリッテッレも美味しいので、カーニバル期間中にヴェネツィアに行ったらぜひ食べてみてくださいね。

 

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