2026年に開催される冬季オリンピック、ミラノ・コルティナオリンピックの会場のひとつ、コルティナ・ダンペッツォ。
世界遺産ドロミテにあるこの小さな町、コルティナは普段から人気の山岳リゾートですが、今はどこか “特別な雰囲気” が漂っています。
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックまであと2か月を切った今だけのその雰囲気を感じたくて、コルティナの町へ行ってきました。
コルティナのメインストリート、コルソ・イタリア

コルティナのメインストリートのコルソ・イタリア(Corso Italia)。
おしゃれなショーウィンドウがずらりと並ぶこの通りは、ウインターシーズンに向けた飾り付けがどれも素敵。
毎年この時期、クリスマスモードになるこの通りですが、今年はオリンピックの案内板やポスターが目に入ります。
「この小さな山の町で、もうすぐオリンピックが開催されるんだなあ」と思うと、なんだか不思議な気分になりました。
オリンピックまでのカウントダウン!

いつもと違う雰囲気のコルティナの中心部。
コルソ・イタリアの中心にある広場には、ミラノ・コルティナオリンピックのエンブレムとともに、オリンピック・パラリンピックへのカウントダウン時計がありました。
町のところどころにオリンピック関連のオブジェがあって楽しい!
こちらは、コルティナが会場になっているボブスレーのそり。

こんなスキーのオブジェや、ロープウェイなんかもありました。

とはいっても、想像していたほどオリンピック一色になっていないのがコルティナっぽいなあ、なんて思いました。
あったかいカフェでひとやすみ

コルティナの中心部を歩いたあとは、コルソ・イタリアの端にある、お気に入りのパスティッチェリア Alverà へ。
店内に入った瞬間、ふわっと広がるコーヒーの香りに癒されます。
入り口付近にあるケースには、まるで宝石のような美しいパスティッチ―ニ(小さなケーキ)が並びます。
外が寒かったので、ホットチョコレートにしようか迷ったけど、パスティッチ―ニとカフェをいただきました。
オリンピック限定グッズ販売中のデパートへ!パネトーネも!

コルソ・イタリアの端にある小さなデパート Cooperativaでは、オリンピックグッズが販売中!
お店に入ってすぐのところに、公式マスコット、オコジョの姉弟「ティナ(Tina)」と「ミロ(Milo)」のぬいぐるみがありました。

マスコットが発表されたときは「いまいちだなあ」と思ったけど、ぬいぐるみを見るとかわいい!
ぬいぐるみ以外にも、マスコットのグッズがいくつかありました。
デパートに入っているスーパーにはミラノ・コルティナオリンピック仕様のパネトーネもありました。
クリスマスのお菓子パネトーネのクリスマスバージョン、お土産にいいかも。

衣料品エリアにもオリンピック限定アイテムがいくつかあり、Tシャツをお土産に買おうか迷ってしまいました。
ショーウインドウにディスプレイされていたイタリア代表のユニフォームがかっこよかったです。

コルティナのおすすめフォトスポット

こちらはエッセルンガのそばにあるオリンピック広場(Piazza dei Giochi Olimpici 1956-2026)。
*1956年は、コルティナで最初に開催されたオリンピック、コルティナ・ダンペッツオオリンピックの開催年。
小さな広場にある、オリンピック、パラリンピックのシンボルは、背景に雪景色のドロミテの山が見える、最高の撮影スポット!
コルソ・イタリアから少し外れているので、あまり人がいなくて写真撮影にはもってこいの場所でした。
ミラノ・コルティナオリンピックまであと少し!

2026年冬季オリンピック開催まであと少し。
年末年始に向けて、例年スキー客やクリスマス休暇を過ごす人たちが世界中から訪れるコルティナ・ダンペッツオも、今年は少し違った雰囲気になっていました。
ただ、ヴェネツィアからコルティナ・ダンペッツオへ向かう途中や、コルティナの周辺、中心部でも工事中のところが多かったです。
地元の方々はオリンピックまでほとんどの工事が間に合わないのでは?と冷めた感じで話していましたが、どうなることでしょう?
いつもと少し違った雰囲気の冬のコルティナ・ダンペッツオを見ることができて楽しかったです!
