先日、国際オリンピック委員会の総会が開かれ、2026年冬季オリンピックの開催都市が決定しました。
2026年の冬のオリンピックはイタリアに決定!!!
開催地は北イタリアの「ミラノ」と「コルティナ・タンペッツォ」です。
ということで、「ミラノ・コルティナオリンピック」になるのでしょうが、略して「ミラノオリンピック」「ミラノ五輪」と呼ばれることになるのかもしれませんね。
共同開催は史上初で、ミラノではスケート種目とアイスホッケー、コルティナ・ダンペッツォではアルペンスキー種目が開催され、その他の種目は他のアルプス地方の町で開催される予定とのこと。
イタリアでオリンピックが開催されるのは、荒川静香さんが金メダルを取った2006年のトリノオリンピック以来、20年ぶり。
久々のオリンピック開催決定にイタリアは盛り上がっています。
「ミラノは知ってるけどコルティナ・ダンペッツォってどこ?どんなとこ?」という方のために、コルティナ・ダンペッツォについて簡単にご説明したいと思います。
ミラノとコルティナ・ダンペッツォの距離
2026年の冬季オリンピックの開催地に決定したミラノ(Milano)とコルティナ・ダンペッツォ(Cortina d’Ampezzo)。
ご存知、ミラノはイタリア北部、ロンバルディア州に位置するイタリア屈指の大都市。
もう一つの開催地、コルティナ・ダンペッツォはミラノから北東に250キロほど離れたヴェネト州の山岳地帯に位置する町です。
史上初の複数都市での共同開催ということですが、2つの開催地の距離はどれくらいあるのでしょうか?
ちなみに、250キロというのは直線距離で、車での移動距離となると400キロほどで、5時間近くかかります。
ミラノ・コルティナオリンピックでスケート、スキー両方見たい!となると移動が少し大変ですね。
コルティナ・ダンペッツォとは?
さて、2026年の冬季オリンピックの開催地のひとつ、ミラノは、日本でもよく知られています。
ミラノは首都ローマに次ぐイタリア第2の都市で、イタリア商業・金融の中心地で、ファッションの街としても知られています。
また、ミラノは日本人選手もプレーしたサッカー・セリエAの名門クラブ「ACミラン」や「インテル・ミラノ」の本拠地でもあるので、サッカー好きにはおなじみですね。
ところで、もうひとつの開催地「コルティナ・ダンペッツォ」はご存知でしょうか?
コルティナ・ダンペッツォ(コルティーナ)は、世界遺産ドロミテ地方の中心地。
ドロミテ地方は、日本の登山好きの方にとても人気があり、拠点となるコルティナ・ダンペッツォには日本人観光客も多く訪れます。
(街のインフォメーションセンターには日本語のパンフレットもあります!)
そんなドロミテ地方の中心地である「コルティナ・ダンペッツォ」は、夏は登山、冬はウィンタースポーツの拠点となる町で、イタリア屈指のリゾート地としても人気があります。
冬のドロミテ地方の様子は以前ご紹介しましたが、今後、夏のおすすめ登山スポットなどもご紹介していきたいと思います。
ちなみに、コルティナ・ダンペッツォでのオリンピック開催は今回で2度目。
1956年にもオリンピックが開催されています。
おわりに
2026年冬季オリンピック開催に決定したイタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォ。
コルティナ・ダンペッツォについて簡単にご紹介しました。
コルティナ・ダンペッツォは、ウィンタースポーツのみならず、登山も人気の世界遺産ドロミテ地方の中心で、夏の避暑地としても人気の町です。
2026年のオリンピック、スケート種目はミラノ、アルペンスキー種目はコルティナ・ダンペッツォで行われます。
7年後が楽しみですね!
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