ヴェネツィアから30分で行ける人気の観光地であり、大学都市としても知られるパドヴァ(Padova)。
前回、パドヴァの見どころとパドヴァ観光のポイントをご紹介しました。
実は、パドヴァを訪れたらぜひ行っておきたいスポットがもう一つあります。
それは、チェントロにある「カフェ・ペドロッキ」という老舗カフェ。
カフェ・ペドロッキに行ってきたので、ご紹介したいと思います。
カフェ・ペドロッキ(Caffè Perdocchi)
カフェ・ペドロッキは1831年創業の老舗カフェです。
その昔、知識人の交流の場だったという歴史のあるカフェは、今では観光スポットのひとつになっています。
パドヴァ観光の途中、カフェ・ペドロッキでひと休みする観光客が多いです。
歴史を感じさせてくれる豪華な内装も必見ですし、お店の名前のついた「カフェ・ペドロッキ」も一度は飲んでみたいですね。
店内の様子
まずは外観。入り口に三越にあるような(!)ライオン像が目印なので、すぐにわかります。
このライオン像、子どもが登るのにちょうどいい高さのようで、子どもの絶好の遊び場ともなっています。
広い店内は明るくてとっても豪華!
ライオン像のある入り口の別の入り口から入ると、奥にバンコと呼ばれるカウンターがあり、立ち飲みができます。地元の人はこちらで立ち飲みをする方が多いようです。
店内に入るとゴージャスな雰囲気に圧倒されますが、観光客も多いので安心です。
おすすめメニューは?
せっかくなのでテーブル席に座り、優雅なひとときを楽しみましょう。
メニューは意外と現代風で新聞のようになっていました。こちらは表紙ですが、おしゃれですよね。開くとコーヒーや紅茶、お菓子、軽食などメニューが載っています。(12時から15時まではランチタイムで食事もできるそうです。)
さて、メニューの中で気になったのが「カフェ・ペドロッキ(Caffè Pedrocchi)」。
店名がついているので名物なんだろうなとは思いましたが、どんなカフェなのか想像もつきません。
店員さんに聞いてみたところ、カフェ(エスプレッソ)にミント風味のクリーム、カカオが乗ったものということ。
また、「トルタ・ペドロッキ(Torta Pedrocchi)」という店名のついたケーキもあり、同じくミントのクリームが入ったケーキということで、頼んでみました。
奥がトルタ・ペドロッキ。左がカフェ・ペドロッキ、右はカプチーノです。
カフェ・ペドロッキはココアパウダーで色が見えませんが、ミントカラーのクリームが隠れています。
ミント味のコーヒー、カフェ・ペドロッキはほんのり甘くまろやかでした。思ったほどミントの味は強くなく、さわやかな香りがして美味しかったです。
トルタ・ペドロッキの方はミントの香りが強かったです。好みもあると思いますが、こちらは微妙な味でした。
カフェ・ペドロッキ、カプチーノは5ユーロ、トルタ・ペドロッキは6ユーロと、一般的なバールやカフェに比べるとかなり割高ですが、観光スポットとしても楽しめると思えば納得です。
カウンターで立ち飲みする場合、料金は安いですがせっかくなのでセーブル席で楽しむことをおすすめします。
アクセス
パドヴァ駅から徒歩15分ほど。
パドヴァのチェントロ、Via VIII Febbraio沿いにあります。
ライオン像が目印です!
おわりに
パドヴァの有名老舗カフェ、カフェ・ペドロッキをご紹介しました。
パドヴァ観光の途中に優雅な気分に浸りながらゆっくり名物のミント風味のコーヒー「カフェ・ペドロッキ」を飲んでみてはいかがでしょう?
時間帯によっては混雑していますが、店員さんはみなさん親切なので心配いりません。
周辺にはショップや歴史的建造物などがたくさんあるので、ショッピングや観光も楽しめます。
パドヴァに行ったらぜひ行ってみてください。