今回は、ヴェネツィアからの日帰り旅行先としても人気の街、パドヴァ(Padova)にある名物屋台、La Folperia(ラ・フォルペリア)をご紹介します。
★パドヴァで美味しいものを食べたい方
★イタリアの屋台を楽しみたい方
★イタリアの茹でタコ料理を食べてみたい方
ヨーロッパ最古の大学のひとつであるパドヴァ大学があることで知られるヴェネト州の都市、パドヴァ(Padova)。
若者が多く、活気があるこの町は、アペリティーボの街としても知られています。
そんなパドヴァの広場の一角に、夕方になると現れる屋台があります。
なんと、茹でダコが名物の屋台!
それでは、さっそくパドヴァ名物の茹でダコ屋さんをご紹介していきますね。
パドヴァ名物の茹でダコ屋台【La Folperia(ラ・フォルペリア)】
パドヴァの旧市街の中心にあるラジョーネ宮に面したフルッタ広場(Piazza della Frutta)。
フルッタ広場には、その名の通り(Frutta=フルーツ)、野菜や果物の屋台が並びます。
ところが、夕方になると、突如として広場の端に、茹でダコが名物の屋台があらわれます。
その名も、ラ・フォルペリア(La Folperia)。
フォルペリア(Folperia)とはタコ屋のこと。
タコ大好き!でもなんでFolperiaっていうの?Polperiaの間違いじゃ?
そうです、イタリア語でタコは、ポルポ(Polpo)。
フォルポ(Folpo)とは、この地方の方言らしいです。
パドヴァでは、人気の屋台で、開店直後から、屋台のまわりに人だかりができます!
どことなく日本の屋台にありそうな感じの屋台ですよ。
パドヴァで人気のストリートフード!どんなメニューがある?
この屋台の名物は茹でダコですが、茹でダコ以外にもエビ、マグロ、貝、カニなどを使ったシーフードグルメがたくさん!
名物の茹でダコだけでなく、いろんなシーフードが楽しめます。
注文の仕方も簡単で、目の前のカウンターに並んだ料理の中から、食べたいものを指させば大丈夫ですよ。
お店の人も明るく親切なので、心配いりません。
名物の茹でダコ!注文の仕方と調理法は?
このお店で絶対に食べたいのが名物の茹でダコ。
じっくり柔らかく茹でたタコにサルサ・ヴェルデがかかったシンプルな一品です。
では、注文の仕方を説明しますね。
タコは鍋に入っているので(カウンターに並んでいない)、指さし注文はできませんが、Polpo(ポルポ)またはフォルポ(Folpo)と言って注文します。
すると、お店の人が鍋のふたを開けて、一つタコを取りだし、「これでいい?」と見せてくれます。
こんな感じ。
ここで大きさに不満があれば、違うタコに変えてもらったり、数を増やしたりしましょう。
OKならば、お店の人が手際よくタコをカットしてくれます。
タコの頭の中にはミソがたっぷり!
サルサ・ヴェルデ(イタリアンパセリのソース)とレモンをギュッと絞って出来上がりです。
パンが欲しいかどうか聞かれるので、欲しければ頼んでお支払。
ちなみに、タコは量り売りなので、大きさによって料金は変わってきます。
また、フォークやナイフはなく、爪楊枝で食べます。
さすが、ストリートフード!
屋台の茹でダコ、どこで食べる?飲み物は?
この屋台は立ち食い。
お店の端っこに、ちょっとしたテーブルがあって、そこに料理を置いて食べることができます。
人気の屋台なので、テーブルがいっぱいのことも多く、お皿を持ってお店のまわりで食べている人もいます。
また、この屋台ではワインや飲み物は提供していないので、ワインと一緒に食べたい!という方は近くのバールに行きましょう。
近くのバールは、この屋台の茹でダコやシーフード料理の持ち込みがOKなんです!(お店の人も教えてくれます)。
立ち食いもいいですが、バールで座ってゆっくりワインやプロセッコと一緒にシーフード料理を楽しむのがおすすめですよ。
La Folperia(ラ・フォルペリア)の店舗情報
パドヴァの名物屋台、La Folperia(ラ・フォルペリア)は旧市街の中心にあるフルッタ広場の端にあります。
営業時間 17:00(16:30)-21:00 月曜定休
営業時間等は変更される可能性もあるので、公式サイトでご確認ください ⇒ La Folperia
メニューも載っているのでご参考にしてみてくださいね。
おわりに
パドヴァの名物屋台、茹でダコ屋さんをご紹介しました。
定番の茹でダコは絶品!
爪楊枝片手に立って茹でダコだけ食べるのもよし、他のシーフード料理と一緒にバールでワインと一緒に味わうもよし。
気軽に食べることができるのでおすすめです。
ぜひパドヴァに行ったら試してみてくださいね。