ヴェネツィアの絶景スポットのひとつ、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会（Basilica di San Giorgio Maggiore）へ行ってきました。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は、ヴェネツィア本島から目と鼻の先にある小島、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島にある教会。
サンマルコ広場の近くの乗り場からヴァポレットと呼ばれる水上バスで一駅。
この小さな島にある教会の鐘楼は、ヴェネツィア本島を一望できる絶景スポット。
ヴェネツィアへは何度か行っていますが、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島へは今回がはじめて。
ヴェネツィア在住の友人に「ヴェネツィアに来たら絶対行ってみて！」と何度もすすめられていましたが、やっと訪れることができました。
それでは、ヴェネツィアの絶景スポット、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の様子や本島からのアクセスなどの様子をどうぞ！
＊本記事の情報は訪問時（2022年秋）のものです。
水上バス（ヴァポレット）でサン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島へは、サンマルコ広場からすぐの乗り場、San Zaccaria（サン・ザッカリア）から水上バス（ヴァポレット）で一駅。
チケットは乗り場の入り口のチケット売り場で購入することができます。
1回券（75分有効）が 9.5ユーロでした。
ヴァポレットのチケットは、1回券以外にも1日券や数日間有効な券もあります。
今回のヴェネツィア滞在でヴァポレットを使用するのはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島と本島の往復だけだったので、1回券にしました。
（昔はサン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ行くためのチケットというのがあって、もっと安かったらしいです。）
この券を乗り場近くの機械にピッとかざして水上バスに乗ります。
75分を有効に活用するため、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島行きのヴァポレットが到着してからチケットをピッとして、乗船。
3、４分ほどで対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ到着しました。
水上バスからはヴェネツィア本島、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の両方を水上から見ることができます。
水上バスから見たサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。
この日は水位が高く、まるで海の上に浮かぶ教会のようでした。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島に建てられたサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。
イタリアの建築家、アンドレア・パッラーディオの設計です。
正面祭壇の左右には、ティントレットの作品が飾られています。
こちらは、ティントレット作「最後の晩餐」
こちらは、ティントレット作「マナの天降」
こちらは、聖歌隊席だそうです。素晴らしい木彫りの椅子が並んでいました。
絶景スポット！サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼
教会内の見学を終えたら、目的の鐘楼へ向かいます。
こちらが鐘楼へのエレベーターのチケット売り場。
この日は観光客も少なく、待ち時間ゼロでした。
鐘楼の展望台は狭いですが一周できて、ヴェネツィア本島やサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の庭などを見渡すことができます。
本島の景色はまさに絶景。
本島からすぐそばの離島であるサン・ジョルジョ・マッジョーレ島からしか見ることができない景色です！
こちらはサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の庭。
迷路みたいにきれいに整えられていました。
ヴェネツィア本島が一望できるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼は、まさに絶好のフォトスポット。
観光客が少ない日には撮影を存分に楽しめそうです。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島からヴェネツィア本島へ
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の見学と鐘楼からの絶景を満喫したら、本島へ戻ります。
水上バスの乗り場は到着時に降りたところと同じ。
到着時は水位が高くほぼ水浸しだった乗り場近くですが、1時間たってだいぶ水も引いていました。
乗る前にまたチケットをピッとかざして水上バスに乗って本当に戻りました。
ヴェネツィア本島を一望したいならサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へ
ヴェネツィア本島が一望できる絶景スポット、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼。
ヴェネツィアの絶景スポット、サンマルコの鐘楼やフォンダコ・デイ・テデスキの展望台とはまた違った絶景が広がります。
アンドレア・パッラーディオ設計のこの教会には、ティントレットの「最後の晩餐」なども飾られているので、建築や芸術に興味のある方にもおすすめです。
今回は、1回券でサン・ジョルジョ島に来ましたが、観光客が少ない日だったので、待ち時間もなく、１時間ちょっとで十分楽しめました。
観光客が多い日は鐘楼へのエレベーター待ちの時間があったりするかもしれません。
鐘楼での撮影をゆっくり楽しみたい場合や、教会内の美術品をじっくり見たい場合は１日券などを使うのが無難かもしれません。
今回の訪問時は、あいにくの曇り空だったので、また晴天の日に行ってみたいです。
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