ヴェネツィア名物の一つ、バーカロ(Bacaro)。
バーカロとは、気軽にグラスワインとチケッティと呼ばれるおつまみなどを楽しむことができるお店。
イタリアの居酒屋、オステリア(Osteria)のヴェネツィア版で、チケッテリア(Cicceteria)とも呼ばれます。
日本でいうと、立ち飲みバーや居酒屋のような感じのお店。
ヴェネツィアに行ったらぜひ立ち寄ってみたいバーカロですが、なんせ数が多い!
どこのバーカロに行ったらいいのか悩んでしまいますよね。
これまで、ヴェネツィアに行くとだいたい決まったお店に行くことが多かったのですが、最近は行ったことのないバーカロに立ち寄るようにしています。
バーカロ巡りはヴェネツィアの楽しみのひとつですもんね。
さて、バーカロには、チケッティをつまみながら軽く飲むだけでなく、食事ができるお店もあります。
食事も楽しめるバーカロは、観光中にサクッと食事ができて、便利。
今回は、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅から徒歩6分のバーカロ、Bacaro Quebradoで軽めのランチをしました。
ヴェネツィア駅近!Bacaro Quebradoで軽めのランチ
この日はフリッテッレの食べ歩きをしていたので、あまりお腹が空いておらず、チケッティというおつまみ数種とパスタを注文。
チケッティをつまみながら、オンブラというハウスワインの白でパスタを待ちます。
(フリッテッレをすでに数個食べたというのに、なぜか揚げ物ばかり選んでしまいました。)
パスタはヴェネツィア名物、ビーゴリ・イン・サルサ(Bigoli in Salsa)。
ヴェネト州特産の太めのパスタ、ビーゴリにアンチョビと玉ねぎのソースが絡んだシンプルなパスタです。
ビーゴリは手打ち麺ではないようで、残念でしたが、可もなく不可もなしといった感じでした。
オンブラ2杯にチケッティ数種とビーゴリで、20ユーロほど。
(ビーゴリは二人でシェアしました。)
お会計をしたら、ヴェネツィアのお菓子、ブッソラというビスケットをサービスしてくれました。
ちょうどお昼どきということもあって、周りのテーブルでも、チケッティをいくつか頼んでパスタを食べているお客さんが多かったです。
Bacaro Quebradoのテラス席
こちらのバーカロ、店内、お店の前のテーブル席に小さなカウンターがありました。
店内は狭く、座席数も少ないです。
お昼ちょっとすぎに着いたのですが、店内も外の席もほぼ満席。
運よく、ちょうどお店の外のテーブル席が空いたので、待ち時間はゼロでした。
食事中も次から次へとお客さんが来て、お店の外で待っていましたが、回転がいいので待ち時間はそれほど長くはなさそうでした。
どこのバーカロでも同じですが、お昼過ぎ(特に週末)になると混むので、できれば早めに行くのがポイントですね。
Bacaro Quebradoの店舗情報
ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅から徒歩6分ほど。
営業時間等は公式サイトやグーグルマップなどでご確認ください。
駅から6分!食事もアペリティーボも楽しめるBacaro Quebrado
ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅からすぐのところにあるBacaro Quebrado。
店員さんが親切で、お値段がお手頃なのが魅力のバーカロでした。
お昼過ぎの時間帯は外で席を待つ人の列ができていました。
飲み物とチケッティをサクッと楽しむなら、お店の外のカウンターでも十分。
食事を楽しみたいなら時間帯をずらして来店するのがおすすめです。