イタリア料理の代表格、パスタ。
イタリアには本当に多くの種類のパスタがあります。
パスタというとスパゲッティのイメージが強いですが、最近では、日本でもフェットチーネ、ペンネ、フジッリなど、いろんな種類のパスタが食べられるようになりましたね。
さて、北イタリア、ヴェネト州には、ビーゴリ(bigoli)というパスタがあるのをご存知でしょうか?
ヴェネト州の山あいにある美しい街、バッサーノ・デル・グラッパのお土産にビーゴリをいただいたので、食べてみました。
ビーゴリ(bigoli)とは?
ビーゴリとは、ヴェネト州特産の太麺パスタ。
「トルキオ」 という独特な道具を使って、パスタ生地を丸い穴から押し出して作ります。
手打ちのビーゴリは表面がざらざらしていて、もっちりとした食感が特徴で、ソースが良く絡みます。
トスカーナのパスタ、ピチ(pici)に少し似ています。
今回いただいたバッサーノ・デル・グラッパのお土産のビーゴリの表面はザラザラしておらず、太めのスパゲッティという感じです。
ビーゴリ・イン・サルサ
ビーゴリの定番メニューは、ビーゴリ・イン・サルサ(bigoli in salsa)。
本場のレシピでは玉ねぎとアンチョビを炒め合わせて作るのですが、今回はパッケージにある「オリジナルレシピ」で作ってみました。
パッケージには、
「バターとチーズ」または「オイルとアンチョビとニンニク」で和えるのがオリジナルレシピとあります。
ビーゴリといえば、やはりアンチョビのイメージが強いので、今回はアンチョビソースにしました。
茹で時間は12分。
ビーゴリを茹でている間に、アンチョビとニンニクをオリーブオイルで炒めてソースを作り、茹で上がったらサッと和えるだけ。
簡単!
お好みでイタリアンパセリや唐辛子を乗せていただきます。
生(手打ち)のビーゴリに比べるともちもち感は劣るものの、逆につるっとした食感で美味しかったです。
おわりに
ヴェネト州名産のパスタ、ビーゴリをご紹介しました。
ビーゴリは、太いスパゲッティのようなもちもちパスタ。
乾麺よりも生パスタの方が断然美味しいです!
イタリアに数多くあるパスタのうちのひとつ、ビーゴリ。
どこかでビーゴリを見かけたらぜひ食べてみてください!