エミリア・ロマーニャ州名物!ティジェッレとクレシェンティーネ

ティジェッレとクレシェンティーネ イタリアの食べ物
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イタリア屈指の美食の州、エミリア・ロマーニャ州。

エミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャの名前が付いたラグー、「ボロネーゼソース」は日本でもよく知られていますね。

エミリア・ロマーニャ州に行ったらぜひ食べてみたい伝統的なパンがあります。

今回は、美味しいものだらけのエミリア・ロマーニャ州の伝統的なパン、ティジェッレとクレシェンティーネをご紹介します!

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ティジェッレ

ティジェッレとクレシェンティーネ

写真の右側がエミリア・ロマーニャ州の伝統的なパン、ティジェッレ(tigelle)。

ティジェッレは、大判焼き器のような専用の焼き型で焼いた丸く平べったい形の薄焼きパンです。

焼きたてのティジェッレをナイフで2つに割って、間にラードたっぷりのペーストやプロシュート、モルタデッラ、サラミ、チーズ、野菜などお好みのものをはさんで食べます。

なかでも、ラードのペースト(最初の写真の右側に映っている小皿に入ったピンク色のものです)が一番人気!

見た目はいまいちですが、あたたかいティジェッレにラードが溶けて何とも言えない味わいです。

ラードのペーストだけをはさんで食べても美味しいですし、プロシュートなどを一緒に加えて食べても美味しいです。

ティジェッレは小さいので、お好みで具を変えていろんな味のものを食べられるのがいいですね。

一通り食べたら、イタリア人の大好物、ヌテラやジャムなどをはさんでデザートとしても楽しめます。

クレシェンティーネ

ティジェッレの左側のパイのようなパンがクレシェンティーネ(crescentine)。

エミリア・ロマーニャ州名物の揚げパンのボローニャでの呼び方です。

クレシェンティーネは、モデナではニョッコ・フリット(gnocco fritto)、パルマではトルタ・フリッタ(torta fritta)と言う名で呼ばれているそうです。

ひとつの州の中でも違った名前で呼ばれているのは珍しいですね。

クレシェンティーネはふっくらとした揚げパンで、中が空洞になっているのが一番の特徴。

こちらもティジェッレと同じように、エミリア・ロマーニャ州のプロシュートやモルタデッラと一緒にいただきます。

揚げたて熱々のクレシェンティーネに生ハムなどの脂がほんのり溶けて絶妙の味わいになります。

軽い食感なので、いくつも食べられます!

おわりに

エミリア・ロマーニャ州の伝統的なパン、ティジェッレとクレシェンティーネをご紹介しました。

エミリア・ロマーニャ州のレストランでは、プロシュートなどと一緒に出されることも多いようです。

ボローニャやモデナ、パルマなどに行ったら、ぜひ食べてみてください!

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