ヴェネツィア名物の一つ、バーカロ(Bacaro)。
バーカロとは、気軽にグラスワインとチケッティと呼ばれるおつまみなどを楽しむことができるお店。
イタリアの居酒屋、オステリア(Osteria)のヴェネツィア版で、チケッテリア(Cicceteria)とも呼ばれます。
日本でいうと、立ち飲みバーや居酒屋のような感じですかね。
ヴェネツィアに行ったらぜひ立ち寄ってみたいバーカロですが、なんせ数が多い!
どこのバーカロに行ったらいいのか悩んでしまいます。
そこで、今回は、私がよく立ち寄るバーカロのひとつ、老舗オステリアをご紹介します!
ヴェネツィアでバーカロ巡りをしたい方は良かったらチェックしてみてくださいね。
ヴェネツィアの老舗オステリア Cantina Do Mori(カンティーナ・ド・モーリ)
カンティーナ・ド・モーリは、1462年創業の老舗のオステリア。
ヴェネツィアで最も歴史のあるオステリアだそうです。
入り口も趣がありますが、薄暗い店内の天井には銅製の鍋がずらりとぶら下がっていて、とても雰囲気があります。
入り口が閉まっていると店内の様子がうかがえないので、お店に入るのに少し勇気がいるかもしれません。
でも一歩入ってしまえば、地元のおじさんがふらりと立ち寄ってワインを一杯飲んで帰るような気軽なお店です。
歴史のある店内で雰囲気を味わいながらワインとおつまみを楽しむことができるので、観光客にも人気。
レジの近くには「いらっしゃ~い!今日も元気に営業中」なんていう札があります。
日本人のお客さんがよく来るのかな?
もしかしたら、日本のガイドブックにも載っているのかもしれませんね。
カンティーナ・ド・モーリのメニューと注文方法
カウンターにCichetti(チケッティ)とよばれるおつまみが並んでいます。
バゲットの上にいろんな具を乗せたものや、ミートボール、ゆで卵や野菜を使ったおつまみ、チーズなど、種類が豊富!
ワインもいろいろあります。もちろんノンアルコールドリンクも。
おつまみのチケッティは指でさして注文してもOK。
イタリア語が分からなくても、店員さんは親切なので安心です。
店内には椅子がいくつかありますが、空いていなければカウンターで立ち飲みか外へグラスとおつまみを持ち出して飲むこともできます。
バーカロ巡りをしているグループがお店の外でワイワイ飲んでいることも多いです。
Cantina Do Moriの店舗情報
リアルト橋から徒歩2分ほど。
詳しい場所や営業時間はグーグルマップなどでご確認ください。
特に土曜日のお昼すぎからは混雑していることが多いです。
できれば早い時間帯に行くとゆっくりできます。
ヴェネツィアのおすすめバーカロ、Cantina Do Mori
ヴェネツィアで最も歴史のある老舗オステリア、Cantina Do Mori(カンティーナ・ド・モーリ)をご紹介しました。
店内はいつも地元の人と観光客でいっぱい。
朝早くからやっているので、早い時間帯は地元の人が多いようです。
観光客で混雑する時間帯を避けて、地元の人のようにお好きなおつまみと一緒にワインをサクッと飲んで、ヴェネツィア観光に戻るのがおすすめ。
ヴェネツィアでバーカロと呼ばれるオステリア巡りは、ヴェネツィア観光の楽しみ方のひとつ。
何軒か試してみてお好みのバーカロを見つけてみてくださいね!