イタリア最大のクリスマスマーケットのひとつ、ボルツァーノ(Bolzano)のクリスマスマーケットをご紹介します。
クリスマスの風物詩、クリスマスマーケットは最近では日本でも開催されるようなりました。
クリスマスマーケットといえば発祥地のドイツが有名ですね。
イタリアでも11月の終わりから1月初めにかけて各地で開催され、特に、北イタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェ州のクリスマスマーケットが人気です。
なかでも、ボルツァーノを中心とした南チロル地方と呼ばれる地域は、ドイツ語圏ということもあり、本場さながらの雰囲気のあるクリスマスマーケットが楽しめます。
私がはじめてボルツァーノのクリスマスマーケットに行ったのは、2017年12月。
イタリア3大クリスマスマーケットのひとつとされるだけあって、とっても素敵でした。
その後数回訪れていますが、何度行っても楽しい!
それでは、イタリア最大規模のクリスマスマーケット、ボルツァーノ(Bolzano)のクリスマスマーケットを体験談を交えながらご紹介します!
イタリア最大!ボルツァーノのクリスマスマーケット
イタリアの三大クリスマスマーケットのひとつ、ボルツァーノ(Bolzano)。
ボルツァーノのクリスマスマーケットは、イタリア国内でも各地からバスツアーが企画されるほど、人気があります。
クリスマスマーケット期間中、ボルツァーノの街全体がクリスマスのテーマパークのように変身します。
メイン会場はボルツァーノ最大の広場、ヴァルテル広場(Piazza Walther)。
そのほかにも街中に数か所、マーケットがありました。
メイン会場でクリスマスマーケットの雰囲気を味わい、ボルツァーノの街を散策しながら小さな会場を回るのがとっても楽しかったです。
こちらが2017年のメイン会場の様子。
かわいらしい木造の屋台は雰囲気抜群!
イタリア中からボルツァーノのクリスマスマーケットを目指してやってくるだけあって、かなりの人出でした。
こちらは別の会場。
メイン会場とは違った小屋が並び、クリスマスツリーやトナカイがところどころに飾ってありました。
このように、会場によって雰囲気が違うのがボルツァーノのクリスマスの魅力。
街を散策しながら、いろんな会場を見て回るのがおすすめです。
クリスマスマーケットには何がある?
ボルツァーノのクリスマスマーケットには、こんな屋台がありました。
- クリスマスグッズ
- ガラス、陶器、木材を使った工芸品
- 寒い北国に欠かせない毛糸の帽子や手袋などの防寒グッズ
- チーズやサラミなどの地元の名産品
- ワインやリキュール
- 蜂蜜やジャム
- フード&ドリンク
こちらのお店の手前にたくさん積まれているのがこの地方名さんのスペック(Speck)という生ハム。
そのほか、チーズ、ワイン、ジャムなど、名産品がずらり。
クリスマスマーケットのお土産にぴったりですのお店がたくさんありました。
食品以外にも、かわいいクリスマスグッズや雑貨やアクセサリーなど小物のお店など、いろんなお店がありました。
素敵なハンドメイドのアクセサリーを見つけて、自分へのクリスマスプレゼントにしたこともあります。
クリスマスマーケットに行ったら飲みたい!ホットワイン
クリスマスマーケットといえば、ホットワイン!
ホットワインは、イタリア語でヴィン・ブリュレ(vin brulé)と言います。
寒い季節に開催されるクリスマスマーケットでは、冷えた体を温めるホットワインが人気。
ホットワイン以外にも、温かいリンゴジュースや紅茶、ホットチョコレートなど、ノンアルコールのホットドリンクもいろいろあります。
ホットワインは、地名と年号が入ったクリスマスマーケット専用のマグカップに入って提供されていました。
クリスマスマーケットに来た記念にマグカップが欲しい場合は、飲んだ後のマグカップをそのまま持ち帰ってOK。
というのも、飲み物の料金にマグカップ代が含まれているんです。
マグカップいらないよ、という場合はお店に返却するとマグカップ代を返却してくれます。
最初にマグカップ代込みで支払い、後で返金という仕組みになっていました。
よく考えられていますよね。
クリスマスマーケットで食べたいグルメ!
ボルツァーノのある南チロル地方は、オーストリアとの国境に面していて、歴史的にドイツやオーストリアの影響を受けてきました。
ドイツ語が公用語のこの地方は街の雰囲気も独特。
標識もイタリア語とドイツ語が併記されていて、イタリアにいながらドイツやオーストリアにいるような気分になります。
そんなボルツァーノのクリスマスマーケットのグルメは、ソーセージやハンバーガーなど、ドイツっぽいイメージの食べ物が多いです。
屋台の近くには立食用のテーブルが設置されていて、ハンバーガーやホットドッグ、この地方の郷土料理などを楽しむ人たちで賑わいます。
また、ドイツの有名なパン、プレッツェル(Brezel)の屋台もあります。
よく日本で見かける固めの塩味のものではなく、柔らかくてもちもちの生地で、甘いものから塩味系までいろんな種類があります。
プレッツェルは食べ歩きにもぴったり!
いろんな味があるので食べ比べてみるのも楽しいです。
3つ買うとお得だったので3つ購入して、ひとつ食べて残りは次の日の朝ご飯にしました。
そして、イタリアでは栗と言えば、焼き栗!
寒い日に焼き立ての栗をフーフー言いながら食べるのもいいものです。
ボルツァーノへのアクセス
さて、イタリア最大のクリスマスマーケットが開催されるボルツァーノ。
北イタリア、オーストリアとの国境近くと聞くと遠いのかな?アクセスはどうなのかな?と思いますが、心配ありません!
ミラノやヴェネツィアからはヴェローナ(Verona)で乗り換えて、ヴェローナから電車で1時間半ほどです。
車で行くのがおすすめですが、電車でも行けますね。
日帰りでもいいですが、ボルツァーノに泊まって、夜のロマンチックな景色を楽しんでみるのもおすすめです。
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おわりに
イタリア最大のクリスマスマーケットのひとつ、ボルツァーノのクリスマスマーケットをご紹介しました。
さすがイタリアの三大クリルマスマーケットだけあって、ほかの町のクリスマスとは規模も雰囲気も違いました。
今回はボルツァーノのクリスマスマーケットをご紹介しましたが、クリスマスシーズンにイタリア旅行を予定されている方は、どこの街のクリスマスマーケットでもいいので、ぜひ行ってみてください!
ボルツァーノと並ぶイタリア最大級のクリスマスマーケット、トレントのクリスマスマーケットもおすすめです。