今回は、バレンタインデーの発祥地、イタリアの バレンタインデーのプレゼントの特徴をご紹介します!
冬の大イベントのひとつ、2月14日のバレンタインデー。
日本でバレンタインデーといえば「女性が男性にチョコレートをプレゼント」したり、「女性が男性に告白」したりする日ですよね。
ところが、バレンタインデーの発祥の地、イタリアのバレンタインデーは、日本とは違います。
イタリアのバレンタインデーの過ごし方はこちらの記事でご紹介しました。

今回は、イタリアのバレンタインデーのプレゼントを詳しくご紹介していきたいと思います。
イタリアのバレンタイン、プレゼントは誰に贈る?
イタリアでは、バレンタインデーは夫婦や恋人など、愛する人と過ごす日。
プレゼントは「男性から女性」「女性から男性」どちらからもしますが、どちらかというと男性が女性にプレゼントを贈るケースが多いです。
(女性がプレゼントを用意しているのに男性が何もしないと、かなり白い目で見られます。)
プレゼントも、すでにカップルになっている愛する相手に贈るのが基本。
日本のように片思いの相手や、会社の同僚にプレゼント(=チョコレート)を渡す習慣はありません。
*イタリアには義理チョコはなく、ホワイトデーもありません。3月14日は普通の日です。
男性が女性に贈る!バレンタインの定番プレゼントは?
男性が女性にプレゼントを贈るケースが多いイタリアのバレンタインデー。
イタリアの男性はバレンタインデーに何を贈るのでしょうか?
イタリアで男性が女性に贈るものの定番といえば、赤いバラ!
バレンタインデーにも、バラの花(一輪のバラだったり、花束だったり)を贈るのが定番となっています。
バレンタインデーにイタリアの町を歩くと、プレゼント用のバラの花を持っている男性を何人か見かけます。
こんな光景を見かけたこともあります!
真っ赤なバラの花束が車に!!!
そう、バレンタインデーのプレゼントです。
素敵なサプライズですね。車の持ち主が現れる瞬間を見たかったです。
イタリアで男性が女性に贈る花といえば、赤いバラ。そして、上の写真にあるように茎が長いバラが人気なんです。
ちなみに、イタリアでは花束を作るときには、(バラに限らず)花の本数は奇数にすると決まっています。

イタリアのバレンタインデー、チョコレートをプレゼントする?
イタリアでバレンタインデーのプレゼントといえば、バラの花が定番ですが、バラの花以外のプレゼントを贈ることもあります。
もちろん、チョコレートもバレンタインデーの人気のプレゼントのひとつです。
バレンタインデー前にお店に行くと、定番のチョコレートがバレンタイン用のパッケージに入って並んでいます。
でも、イタリアでは「バレンタインデー」=「チョコレート」という概念はまったくありません。
近所のお菓子屋さんでも、冬場はチョコレートを売っていますが、バレンタイン用のプレゼントとしてはあまり売れないようです。
「日本ではバレンタインデーには、女性が男性にチョコレートをプレゼントするんですよ」と説明したら、驚いていました。
おわりに
バレンタイン発祥の地、イタリアのバレンタインデーは、「男性が女性に」「バラの花束を」贈るのが一般的です。
イタリアのバレンタインデーは、日本とはかなり様子が違います。
また、イタリアでは男性、女性どちらからもプレゼントをするので、イタリアの人たちにとって、「女性が男性に」「チョコレートを」プレゼントするという日本の習慣は面白いようです。
イタリアでは、2月14日はチョコレート屋さんよりも、お花屋さんの方が忙しい日。
日本の男性のみなさんも、今年のバレンタインデーは、イタリア流に愛する人に赤いバラを贈ってみてはいかがでしょう?
サプライズにおすすめです!
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