もうすぐイースター(復活祭)です。
最近日本ではイースターのイベントが多く開催されるようになり、イースターの認知度が上がってきていますが、イースターがどんな日なのか知らない方もまだまだ多いのではないのでしょうか。
イースターとはキリストの復活を祝うお祭りで、キリスト教の国では特別な日であり一年のうちで最も重要な日のひとつです。
イースターは春分の後の最初の満月の後の日曜日と決められているため、毎年日にちが変わります。
2019年のイースターは4月21日(日曜日)。
ちなみに、イタリアではイースターはパスクア(Pasqua)といいます。

イースターの楽しみのひとつは、お菓子。イタリアのイースターのお菓子はかわいらしいものがたくさんあります。
今回はかわいらしいイタリアのイースターのお菓子を3つ、ご紹介します!
イースターといえば!たまご型チョコ
イタリアでイースターのお菓子と言えば卵型のチョコレート。
イースター前にイタリアへ来たことがある方は見たことがあると思います。
このたまご型のチョコレートは、UOVO DI PASQUA(ウォーヴォ・ディ・パスクワ)といいます。

たまご型チョコはイースターのこどもへのプレゼントの定番で、中におもちゃや小物が入っているので、割るのが楽しみなんですよ。

大人も楽しみにしてるけどね。
イースターが近づくと、街中にカラフルなパッケージのたまごたがたくさん並ぶので、見ているだけでも楽しくなります。
各メーカーから販売され、小さなものから大きなものまで種類が豊富!人気のメーカーのものはイースター前に売り切れてしまいます。
コロンとした小さなたまご型のチョコも各メーカーから販売されます。こちらは手軽に食べられるので人気ですね。
鳩の形のケーキ、コロンバ
日本ではあまり知られていませんが、イタリアのイースターのお菓子といえば、コロンバ。
コロンバとは鳩のことで、鳩の形をしたケーキです。
このコロンバ、クリスマス前のパネトーネと同じく、イースター前になるとスーパーに山積みになります。
「鳩の形」のケーキなんですが、何度見ても鳩には見えず、どちらが頭でどちらがしっぽかいまだに分かりません。
イタリア人には鳩に見えるらしく、頭としっぽも分かるようです。
さてこのコロンバ、通常のサイズは1キロ程度と大きいです。何日か続けて食べることになりますが、最近では小さなものもあってプレゼントにも人気です。
先日、小さなコロンバ(100g)をもらったのでさっそく食べてみました。
一人でも食べられるサイズですね。(大きさが分かりやすいようにティーバッグを置いています。)
箱の中には小さなコロンバと粉砂糖が入っていて、食べる直前に粉砂糖をまぶします。
レモンクリームの入ったコロンバ、意外と甘さ控えめで美味しかったですよ。
かわいらしいパッケージに入っているので、お土産にもおすすめです。
小さなサイズのコロンバ、日本でも購入することができるようです。
ウサギのチョコレート
もう一つ、イースターコーナーを彩るのがウサギの形のチョコレート。
スイスのチョコレートメーカー、リンツから出ているゴールドバニーが人気です。
最近はホワイトチョコ、ダークチョコ、などと数種類出ています。
おわりに
イタリアのイースターのかわいらしいお菓子、いかがでしたか?
イースターのお菓子は、たまご、鳩、ウサギとかわいらしい形のものが多く、パッケージもカラフルなので見ているだけでも楽しいですね。
これらのお菓子はイースターシーズンにしか登場しないので、この時期イタリアへ旅行される方は、お土産におすすめです!
日本でも購入することができるものもあるので、イースター気分を味わってみてはいかがでしょう?