日本ではメッセンジャーアプリといったらLINEですね。
無料でメッセージ、写真、動画のやりとりや、音声通話、ビデオ通話ができて、とても便利です。
私も日本の家族や友達とはLINEでやり取りをしています。
ところが、イタリアではLINEはほとんど使われていません。
イタリアで使われているメッセンジャーアプリといえば、WhatsApp(ワッツアップ)。
イタリアで友達とのやりとりに必須の WhatsApp をご紹介します!
WhatsAppの使い方
日本ではLINEが使われていますが、イタリアではほとんどの人がWhatsAppを使っています。
世界的にみるとWhatsAppの方がユーザーが多いようなので、当然といえば当然かもしれません。
WhatsAppの機能はほとんどLINEと同じ。
メッセージ、ボイスメッセージ、写真、動画、インターネット通話が無料で利用できます。
なかでも、イタリア人は ボイスメッセージをよく使っています。
スマホに向かって一人で話して、メッセージを聞いて、という光景は奇妙にうつります。
電話するかメッセージを入力するかどちらかにすればいいのに、と思いますが、「入力するよりしゃべった方が早い!」と、おしゃべり好きのイタリア人にはボイスメッセージが人気です。
WhatsAppの既読機能
LINEを使っていると、相手がメッセージを読んだのかどうか気になりますよね。
WhatsAppにも同じような機能があります。
WhatsAppでは、「既読」とは表示されませんが、メッセージの送信時刻の横のチェックマーク(√)で既読・未読の状態が分かるようになっています。
√ 灰色のチェックマークが1つ ⇒「送信されました」
√√ 灰色のチェックマークが2つ ⇒「相手の端末に届きました」
√√ 水色のチェックマークが2つ ⇒ 「既読」
「まだ読んでないんだ」だけでなく、「まだ届いてないんだ」という確認もできます。
※ プライバシー画面で「開封確認」のオン、オフが選択できるので、既読マークを非表示にすることもできます。
ただし、「開封確認」をオフにすると、相手の開封確認もできなくなります。
WhatsAppとLINEの違い
WhatsAppとLINEはともにメッセンジャーアプリですが、こんな点が違います。
スタンプがない!
私がWhatsAppを使っていて思うLINEとの一番の違いは、WhatsAppにはスタンプがないこと。
LINEではスタンプで返事や簡単な会話ができるのに、WhatsAppだと入力しないといけません。
LINEを使い慣れているとけっこう不便なんですよね~。
友達追加の必要がない
WhatsAppのコンタクト先は、スマートフォンの連絡先(電話帳)からインポートされるようになっています。
WhatsAppで連絡を取りたい相手が電話帳に電話番号が登録されていると、WhatsAppのリストに表示されます。
もちろん、相手がWhatsAppをインストールしていなければ表示されません。
LINEのように「友だち追加」のプロセスはありません。
オンライン、最終接続時刻が表示される
WhatsAppでは、チャット画面で相手の接続状態が確認できます。
相手がオンライン中の場合は、「オンライン」と表示され、
相手がオフラインの場合は、「最終接続時刻」が表示されます。
これは、LINEにはない機能ですね。
※最終接続時間はプライバシー設定画面で非表示にすることもできます。
ただし、非表示にすると他の人の「最終接続」も表示されなくなります。
イタリアでは「既読」や「最終接続時刻」を気にしている人がいないみたいで、非表示設定にしている人はほとんどいませんが。。。
入力中の表示がある
WhatsAppでは、チャットをしているときに相手が入力中だと「入力中」と表示されます。
チャット中に相手が返事を書いているのかどうか分かります。
おわりに
イタリアではLINEではなく、WhatsApp。
WhatsAppは世界中で最も使われているメッセンジャーアプリなので、イタリアだけでなく、海外の人とのやり取りに使えます。
イタリアでは、「LINEするね」ではなく、「WhatsAppでメッセージ送るね」というのが一般的です。
イベントごとにグループを作ってやり取りをすることも多いので、イタリアに住んだり、イタリア人の友達ができたら、WhatsAppは必須アイテムになります。
イタリアに来る前に、前もってダウンロードしておいてはいかがでしょう?