海外でお豆腐が食べたくなることってありませんか?
わたしはお豆腐大好き人間ではないですが、やはり時々食べたくなります。
最近では、イタリアの普通のスーパーでもお豆腐(Tofu)が売られています。
でもお豆腐といっても、イタリアのスーパーでよく見かけるのはイタリア産のお豆腐。
残念ながら、イタリア産のお豆腐は日本の豆腐とはかなり違います。
わたしもイタリア産のお豆腐を何度か食べてみましたが、はっきり言って「これが豆腐?」と思ってしまうほど、硬くてモソモソして不思議な味。
イタリア産のお豆腐は無理!というわたしのような人は日本のメーカーから出ているお豆腐がおすすめ。
そうです、イタリアでも、日本のメーカーのお豆腐が売られているんです。
今回は、わたしがイタリアで買っている日本のお豆腐を2つ、ご紹介します!
イタリアでも買える!日本のお豆腐
イタリア産のお豆腐はまずいから食べたくない、でもお豆腐は食べたい!
そんな悩みを解決する「日本のお豆腐」。
だいたい日本食材を販売しているお店に行けば売っています。
わたしがよく買ってくるのは上の写真の2種類。
お店によってお値段は異なりますが、だいたいひとつ2~3ユーロです。
日本のお豆腐の値段と比べると高いなあ、と思いますが、イタリア産の豆腐も2~3ユーロくらいするので、そんなものかと納得しちゃいます。
イタリア産の豆腐、まずいのに意外と高いんだよね。
これらのお豆腐の特徴は常温で長期間保存できること。
それでは、ひとつずつご紹介していきます。
常温で長期間保存できる豆腐① 森永乳業の豆腐
イタリアで売っている日本のお豆腐のひとつ目は、森永乳業が海外で販売しているお豆腐。
海外在住の日本人にはよく知られていますね。
絹ごしタイプのお豆腐で、特徴は、常温保存可能で、賞味期限が長いこと!
しかも、防腐剤や保存料は使われていないので安心です。
イタリアでも、日本食材を扱うお店や大きなスーパーなどで販売されています。
常温保存可能なので、イタリア産のお豆腐が置いてある冷蔵コーナーではなく、他の日本食材と一緒に置いてあることが多いです。
以前は、普通のスーパーで見かけることはありませんでしたが、最近では、このお豆腐を取り扱うスーパーも出てきて助かっています。
気になるお値段はお店によって異なりますが、一箱(349グラム) 2ユーロ~3ユーロ くらい。
硬さの違う3種類があって、やわらかい順に赤いパッケージのSoft、青のFirm、黄色のExtra Firmがあります。
わたしの住んでいる地域では、赤と黄色は、たまに見かける程度。
青いパッケージのFirmが一番よく売られています。
冷やっこで食べてみた
イタリアで売られている森永乳業の「絹ごし豆腐(かため)」を冷ややっこで食べてみました。
紙のパックに入っているため、取り出すのが少し難しいです。
パッケージに①②③とハサミを入れる場所が書いてあるので、その通りにカットしてゆっくり取り出せば、こんな感じで出てきます。
見た目は日本のお豆腐そのもの。
少しかためですが、イタリア産のお豆腐と違って「つや」があります。
お味はというと、イタリアのお豆腐とは全く違う、本物のお豆腐の味。
(日本で食べるフレッシュなお豆腐とは比べてはいけません。)
Firmは、かためなので麻婆豆腐やお鍋にも使えます。
賞味期限が長く常温保存できるので便利。
見つけたときにいくつか買って常備しています。
常温で長期間保存できる豆腐② J-Basketの絹ごし風豆腐
二つ目は、こちらのお豆腐。
J-BASKETというメーカーから出ている絹ごし風豆腐。
日本で作られているからか、森永乳業のお豆腐より美味しいです。
個人的にはこちらのお豆腐の方が好み。
ただ、森永乳業のお豆腐と比べると、わたしの周りでは取り扱っているお店が少ないです。
お値段も森永乳業のものと同じくらい。
こちらも賞味期限が長いので、見つけたらいくつか買って常備しています。
日本でも常温保存できる豆腐が販売開始!
日本でも2018年に豆腐の常温販売が解禁され、2019年から森永乳業が販売を始めたようです。
「絹ごし豆腐」の他に「お料理用のお豆腐」もあるとのこと。
日本では美味しいお豆腐が簡単に手に入りますが、こちらのお豆腐は常温で長期保存ができるので、非常用に常備しておくのもいいですね。
調べてみたら、イタリアで買うよりもお値段は安い!
荷物に余裕があれば、一時帰国の時にイタリアに持ち帰ってもいいかなあ、というところです。
おわりに
海外でとても人気のある常温で長期保存可能なお豆腐。
イタリアでも気軽にお豆腐を食べることができるので助かっています。
今では日本でも各メーカーから販売されているようなので、気になる方は食べてみてはいかがでしょう?
非常用に常備しておくのも便利だと思います。