海外の人に贈ると喜ばれる!日本のお土産をご紹介します。
★イタリア人に人気のお土産が知りたい
★留学や仕事でお世話になる方へのお土産を探している
★海外の友達が喜ぶお土産を探している
などという方の参考になればうれしいです。
留学やホームステイ、仕事で海外に行ったり、海外にいる外国人の友達に会いに行ったりするときに、お土産選びに迷ってしまいますよね。
せっかくなら喜ばれるものを渡したいですが、文化も習慣も違う外国の人に喜ばれるものを選ぶのは、なかなか難しいものです。
実際に日本からのお土産を渡して、すごく喜ばれたこともあれば、微妙な反応をされたこともあります。
イタリア在住のわたしが、これまでの経験をもとに外国人、特にイタリア人に喜ばれる日本のお土産をご紹介したいと思います!
海外で人気のお土産(食べ物編)
抹茶のお菓子
抹茶のお菓子は外国人にとても人気があります。
最近では海外でも抹茶を使ったお菓子は大人気。
なかでも、和菓子よりも、抹茶を使ったチョコレートやクッキー、カステラなどの洋菓子の方が好まれます。
抹茶のお菓子でなくても、日本のお菓子は甘さ控えめ、繊細な味でとても美味しいと人気ですが、抹茶のお菓子の方が日本らしいと喜ばれます。
また、日本のお菓子は 包装紙や箱、個装のパッケージもきれい!といつも言われます。
たしかに、イタリアのお菓子はパッケージがシンプル、というか箱入りのものや一つ一つ個装されたものは珍しいので感激するみたいです。
キットカット
日本のキットカットって、いろんな味がありますよね。
抹茶やストロベリーといったスーパーやコンビニで買えるものから期間限定、地域限定のものまで本当に種類が豊富です。
日本を訪れる外国人にキットカットが人気なのも納得です。
イタリアのキットカットはミルクチョコ、ダークチョコ、ホワイトチョコの3種類だけなので、イタリア人にプレゼントすると、まず「こんな味もあるの?」とビックリされます。
今までお土産にしたキットカットで一番人気だったのが、抹茶。
そしてストロベリーや信州地方限定のリンゴ味も大人気でした。
空港で箱入りのものを売っていますが、スーパーなんかで売っている袋入りのものも小分けになっているので、バラマキ用のお土産に最適です!
何種類か組み合わせてラッピングしてあげても、そのまま渡してもすごく喜ばれますよ。
日本でしか手に入らないシリーズもオススメ!
カステラ
甘いもの大好きなイタリア人にはカステラも大人気です。
カステラは空港でも購入することができるので手軽にお土産にできますね。
イタリアにはカステラはないですが、あの何とも言えない素朴な味が好まれるようです。
パッケージもかわいらしい福砂屋のキューブカステラはイタリア人にも好評でした!
バームクーヘン
バームクーヘンはドイツのお菓子なのに、イタリアではほとんど知られていません。
味はもちろん、見た目でも喜ばれるのでおすすめです。
ねんりん家のバームクーヘンは見た目も好評でした。
ポッキー
イタリアではポッキーはMIKADO(ミカド)という名で売られていて、人気があります。
ただ、キットカットと同じで、基本的にミルクチョコ、ダークチョコ、ホワイトチョコの3種類しかありません。
最近ではKingなんていうチョコレートが多めにコーティングされたものも出てきましたが、やっぱりまだまだ種類が少ないです。
日本のポッキーはキットカット以上に種類が豊富なので、お土産にぴったりです。
「ミカドのオリジナル、日本のポッキーです」と言って渡してみてください。
「ミカドって日本のお菓子だったんだ!」とびっくりされます!
プリッツやじゃがりこなどのスナック菓子
プリッツもとても人気があります。
特に、大きいサイズのご当地プリッツはインパクトも抜群!
最近の寿司ブームでわさび好きの人も多いので、わさび味は大人気でした。
プリッツ以外にも「じゃがりこ」などのスナック菓子も人気です。
イタリアにはスナック菓子の種類が少ないので日本のお菓子はとても喜ばれます。
ご当地プリッツの味比べができるこちらのセット、自分用に買ってこっそり楽しみました!
避けた方がいいお土産(食べ物編)
日本ブームとはいってもまだまだ日本の食文化はよく知られていません。
日本人がお土産にいいなと思うものでも、日本に行ったことがある人には喜ばれるかもしれませんが、そうでない人にはあまり喜ばれないものもあります。
相手の好みがわからない場合には避けた方がいいお土産をご紹介したいと思います。
おまんじゅうなど餡入りの和菓子
「甘い豆が入ったお菓子です」と説明するだけで変な顔をされます。
イタリアでは豆を使ったお菓子がないので、豆が甘い???というのがどうも理解できないみたいです。
食べてみると「美味しいね」という人もいますが、日本通の方や、おまんじゅう好きの人でなければやめた方が無難です。
珍味
するめいかや魚の珍味は、まず袋を開けただけで「くさい!」と言われますね。
おまんじゅうと一緒で食べてみたら美味しいという人もいるんですが、やっぱり「くさい!」と敬遠されることが多いです。
珍味は、文化の違いを感じさせてくれる食べ物なんですかね。
リクエストがない限り、避けたほうが無難です。
食べ物以外のお土産は?
個人的にはお土産は食べ物の方がいいと思うんですが、食べ物以外のお土産についても少しご紹介します。
おすすめ
意外に人気なのが日本製のペンやノートなどの文房具。
品質もよくデザインも洗練されているのでとても喜ばれます。イタリアにも日本製のペンは売っていますが、やはり日本で売られているものの方が種類が多いですしね。
また、子供向けにはキャラクターグッズもおすすめ。
イタリアには「かわいい」ものがあまりないので、100円ショップで買えるようなものでもすごく喜ばれます。
おすすめできないもの
逆に避けた方がいいのは扇子をはじめとした和風の小物。
日本らしいものをを贈りたいと思ってお土産に選ぶ人が多いですが、好みが分かれるものですし、実際にもらっても使う機会がないことが多いです。
リクエストされた場合以外はやめておいた方がいいと思います。
特にホームステイに行く場合は、すでに日本人を受け入れたことがある家庭には和風の小物がいくつもあったりするので、避けましょう。
わたしも学生時代にホームステイ先(イタリアではないですが)に扇子をお土産に持って行ったことがあるんですが、家中に扇子やその他の和小物がいくつもあったという苦い経験があります。
また、イタリアで縁起が悪いとされるプレゼントもあります。特に刃物、お財布、ハンカチは避けましょう。
おわりに
海外の人(特にイタリア人)に喜ばれる日本のお土産をまとめてみました。
イタリア人に人気のお土産、あまり人気がないお土産をまとめてみましたが、人気のお土産はイタリア以外の国々でも人気だと思います。
海外に持っていくお土産を何にしようか迷っている方のご参考になればうれしいです。