海外在住者が気になる、日本の電話番号を維持するかどうか問題。
みなさんはどうしていますか?
海外に住んでいる時は日本の電話番号がなくても特に問題はないので、以前は一時帰国の際にデータ通信用のSIMを購入して過ごすという方もいますよね。
わたしも数年前はこのパターンでした。
でも、一時帰国中に電話番号が必要なケースがあったり、本人確認のためのSMS認証が必要なサービスがあったりと、不便に感じることが出てきました。
そこで、デュアルSIMを使って、海外(イタリア)の物理SIMと日本のeSIMを入れて、イタリアと日本の電話番号を両方保持するようになりました。
日本の携帯番号は楽天モバイルを使っていましたが、今年に入って HISモバイルの音声通話の「自由自在プラン」に乗り換えました。
以前の記事では、HISモバイルに乗り換えた理由などをお伝えしました。
今回は、実際にHISモバイルの契約の流れや、一時帰国中の利用状況、イタリアに戻ってからの利用状況などをお伝えしたいと思います。
*プラン内容や料金などの情報は、2024年12月時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
HISモバイルのeSIM申し込みから開通までの流れ
公式サイトによると、HISモバイルでeSIMを申込む場合、開通まで7日前後かかるとあります。
契約手続きは、HISモバイルのサイトでIDを作って、オンライン上で行います。
(特に難しいことはありませんでした。)
実際にわたしが申込んでから開通までの流れはこんな感じでした。(カッコ内は日本時間)
- 1日目(金曜日:夕方)オンラインで申込み
- 2日目(土曜日:夜)お客様情報の確認完了のお知らせメールが届く
- 7日目(木曜日)「住所確認コード」が郵送で届く
- 7日目(木曜日:夜)オンライン上で「住所確認コード」を入力し、開通手続き申込み
- 8日目(金曜日:昼頃)開通手続き申込み受付のお知らせメールが届く
- 8日目(金曜日:夕方) 開通手続き完了のお知らせメールが届く(=契約開始日)
- 8日目(金曜日:夕方) eSIMの設定を行う(=利用開始)
申込みから開通までちょうど8日かかりました。
オンラインで申込みをする時間帯や郵送のタイミング次第で多少前後しそうです。
*「住所確認コード」は普通郵便で発送するため土日祝の発送・配達がないとのこと。
海外から申し込む場合は、「住所確認コード」を受け取る住所が必要なので、ご家族などの協力が必要です。
今回は、一時帰国の9日前に申込んだので、ちょうど出発前に開通完了。
日本に着いてすぐに使えて快適でした!
HISモバイルの利用レポ①一時帰国中
続いては、HISモバイル を一時帰国中に利用した感想です。
最初に契約したのは、自由自在290プラン(docomo回線)の20GB(現在は自由自在2.0プラン)。
初月は、余裕をもって5分かけ放題がついた20GBのプラン(*2024年9月5日より、6分かけ放題に変更)にしました。
自宅にいる間はWifiを使うので20GBも必要なかったです。
一時帰国の期間が2か月目の途中まであったので、2か月目は7GBのプランへ変更。
7GBのプランにはかけ放題のオプションはないですが、実際に電話をかける頻度は少なく、通話時間も短時間なので、その都度課金でも問題なかったです。
実際に使ってみた感想は、docomo回線を利用しているというだけあって、つながりやすさに問題もなく、とても快適でした。
契約プランの変更は、いつでも MyHISモバイル(マイページ)で簡単にできるので便利です(次回の課金日から変更)。
HISモバイルの利用レポ②海外でのSMS認証
電話番号維持に HISモバイル を選んだ一番の理由は、海外にいても無料でSMS受信ができるという点。
あまり使う頻度は多くないですが、最近、本人確認のためにSMS認証が必要なサービスが増えているので、あると安心です。
HISモバイルは海外でのデータ通信はできないので、イタリアにいる間は日本の電話番号はSMS受信用にしています。
プランは100MB未満は月額基本料280円の最安のものを選択し、海外でSMSを受信するために、国際ローミングの設定をしました。
*「音声オプション変更」画面で「国際ローミング」を0円(利用不可)から50,000円(限度額)へ変更。
海外でのSMSの受信は無料ですが、音声通話は発信だけでなく着信も料金がかかるので要注意!
イタリアにいるときに、うっかりHISモバイルの番号にかかってきた電話に出てしまうと、国際通話料がかかってしまうのです。
なので、通常はHISモバイルの回線はオフして、SMSを受信したい時だけオンにするようにしています。
SMS認証をする頻度はそれほど多くないですが、やはり日本の電話番号があると安心です。
HISモバイルのメリットとデメリット
日本の番号維持にお得な HISモバイル ですが、もちろんデメリットもあります。
メリットとデメリットをまとめました。
- 月額280円~で電話番号を維持できる
- 海外でSMS認証ができる
- 一時帰国中の利用料金がリーズナブル
- 使わない月があっても自動解約になることない
- 初期費用がかかる
- eSIMでも住所確認のため日本の住所が必要
- eSIMでも申し込みから開通まで時間がかかる
- データ量を変更する場合は、次回の契約適用日までに手続きが必要
HISモバイルのデメリットは、初期費用もありますが開通までの手続きが少し面倒な点。
eSIMの場合、オンライン申込で即時開通できるキャリアが多いなか、HISモバイルは住所確認が必要です。
申し込みから開通まで7日前後かかるので、少し余裕をもって申し込むのがおすすめです。
また、住所確認のためのコードが郵送で届くので、一時帰国の際に開通手続きをするか、海外で手続する場合は日本にいる家族のサポートが必要となります。
HISモバイルでお得に日本の電話番号を維持!
月々280円~とお得に日本の電話番号が維持できるHISモバイル。
一時帰国中はもちろん、イタリアにいてもSMS受信が無料でできて、とても満足しています。
もちろん、一時帰国の頻度や、海外での使い方によっては、他のキャリアの方が向いている方もいますが、今のわたしには最適なキャリアです。
一時帰国時にデータ通信だけでなく通話もでき、海外ではSMSが無料で受信できるHISモバイル。
日本の電話番号をお得に維持したい方にはおすすめです!