海外で暮らしていても、日本の電話番号が必要になることってありますよね。
普段は居住国の電話番号を使い、一時帰国の際には格安の通信用SIMを購入したりレンタルWi-Fiを利用するという方も多いですよね。
わたしも以前は一時帰国のたびに格安の通信用SIMを購入していました。
ところが、最近、日本のネットサービスを利用する場合にSMS認証が必要なケースが増えてきました。
今は、デュアルSIMで、海外(イタリア)の物理SIMと日本(楽天モバイル)のeSIMを組み合わせています。
楽天モバイルを契約した当時は、海外にいて使わない月は無料でお得でしたが、今では最低でも月額1,078円(税込み)かかっています。
ほとんど使うことはないのに、毎月の出費が気になり、日本の携帯番号を見直そうと色々調べてみました。
日本の携帯番号維持に選んだのは、HISモバイル
格安SIMの中で、「これだ!」と思ったのは、HISモバイル。
事務契約手数料として初期費用が3,300円かかりますが、最安プランで100MBを超えない場合(=海外にいて使用しない期間)は、月額290円(税込み)と楽天モバイルに比べると低コスト。
*2024年9月5日より100MBを超えない場合は月額280円~に値下げされました!
さらに、一時帰国中に利用するのにもコスパがいいのが魅力です。
eSIM対応で、利用しない期間があっても解約になることがありません。
一番大きなポイントは海外でSMS認証ができるという点でした。
実は、最初に選ぼうとしていたのは、povo(povo2.0)。
海外在住者が一時帰国中に利用する格安SIMとして人気がありますよね。
povoの魅力は、初期費用(契約事務手数料)なし、基本料が無料な点。
一時帰国中に必要なトッピングを購入して利用し、半年に1回の課金することで番号を維持できるので、海外で生活している間は、ほぼコストがかからずお得です。
ただ、povoは、海外でSMS認証が受信できないケースがあるとのこと。
一時帰国中の利用のために番号を維持するのなら、povoの方がお得ですが、海外にいる間にSMS認証ができないと困ります。
楽天モバイルよりお得で、海外でもSMS認証ができるという点でHISモバイルに決めました。
HISモバイルに決めたポイント①海外でSMS認証が可能!
日本の電話番号維持に HISモバイル を選んだ一番の理由は、海外にいても日本の電話番号でSMS受信ができるという点。
本人確認のためにSMS認証が必要なサービスが増えているので、これは必須条件でした。
SMS認証をする頻度はそれほど多くないですが、やはりいざというときに日本のサービスが使えないとなると不便です。
せっかく日本の電話番号を維持するなら、ここは外せない点でした。
HISモバイルに決めたポイント②お得な料金
HISモバイル に決めた理由の2つ目は、料金がお得な点。
わたしの一時帰国時の平均的なデータ使用量の場合、他社と比較すると最安でした。
7GBまでなら月額990円、20GBまでのプランにすると月額2,190円に5分かけ放題もついてきます。
*2024年9月5日より、20GBのプランは月額2,090円~(6分かけ放題付き)に変更されました。
通話料金も他社と比べて30秒で9円と格安(povoは30秒22円)。
ドコモ回線を使用しているという点もポイント高いです。
(前回一時帰国した際に、楽天モバイルでは電波がつながらない場所があったりしました。)
HISモバイル は、事務契約手数料として初期費用が3,300円かかりますが、それを踏まえてもお得です。
*2024年9月5日より新プランが増えたのでぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
HISモバイルに決めたポイント③低コストで番号維持できる
海外でにいて使用しない期間、 HISモバイル なら月額290円~で日本の電話番号を維持することができます。
*2024年9月5日より100MBを超えない場合は月額280円~に値下げされました!
HISモバイル では、事務契約手数料として初期費用が3,300円かかることを考慮しても、楽天モバイルの月額1,078円から比べるとかなりのコストカットです。
povoなら使わない月は 0円ですが、SMS認証が受信できないケースがあるというのが注意点。
また、楽天モバイルとpovoは、180日間利用しないと自動的に解約されてしまうことがあるので、忘れないように注意する必要があります。
その点、 HISモバイル ではそういったルールがないのも安心です。
*海外から日本への通話をしたり、海外でデータ通信を使いたい場合(2GBまで無料)は楽天モバイルがおすすめです。
HISモバイルのメリットとデメリット
日本の番号維持にお得な HISモバイル ですが、もちろんデメリットもあります。
メリットとデメリットをまとめました。
- 月額280円~で電話番号を維持できる
- 海外でSMS認証ができる
- 一時帰国中の利用料金がリーズナブル
- 使わない月があっても自動解約になることない
- 初期費用がかかる
- eSIMでも住所確認のため日本の住所が必要
- eSIMでも申し込みから開通まで時間がかかる
- 一時帰国中にデータ量を増やす場合は、事前に手続きが必要
HISモバイルのデメリットは、初期費用もありますが開通までの手続きが面倒な点。
eSIMの場合、オンライン申込で即時開通できるキャリアが多いなか、HISモバイルは住所確認が必要です。
申し込み後に本人確認メールが届き、数日後、書類が郵送で届き、開通手続きを行うため、申し込みから開通まで1週間ほどかかるようです。
一時帰国の際に開通手続きをするか、海外で手続する場合は日本の家族のサポートが必要となります。
日本の電話番号は、HISモバイルに乗り換えます!
一時帰国をするにあたって検討した日本の電話番号問題。
現状の楽天モバイル、HISモバイル、povoを比較して、HISモバイル に決めました。
一時帰国の頻度や、海外での使い方によっては、楽天モバイルやpovoの方がお得だったりする方もいますが、わたしの場合はHISモバイルが最適かなと思いました。
日本にいる家族にサポートしてもらえば、海外からでも手続きできそうですが、一時帰国の際に契約するつもりです。
契約手続きや、一時帰国中の使用レポートなどは、またお伝えします!