イタリアのスーパーで生ハムやチーズを買ってみよう!

生ハム盛り合わせ イタリアの文化・習慣
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イタリアに行ったら生ハムやサラミ、チーズなどを食べたい!と思っている方は多いと思います。

イタリアは生ハムやサラミ、チーズの本場。

当然日本より種類が豊富で美味しく、そのうえ、お値段もとっても安いです。

レストランの前菜で生ハムの盛り合わせを頼んでもいいですが、スーパーで買ってワインと一緒に食べてみるのも、イタリア旅行の楽しみの一つでしょう。

イタリアに旅行に行ったらスーパーで生ハムやチーズを買ってみたい!という方のために買い方をまとめましたので、参考にしてください。

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ハム、チーズ売り場

イタリア 生ハム売り場

生ハム、サラミ、チーズなどを売っている売り場は、salumieria(サルメリア)といいます。

惣菜も一緒に扱っていると gastronomia(ガストロノミア)なんて名前がついていたりします。

売り場の名前が分からなくても大丈夫! スーパーを歩いていれば簡単に見つかります。

上の写真のように、どこのスーパーでも生ハムがたくさん並んでいますからね(笑)。

もちろん、あらかじめスライスされてパックに入ったものも売っていますが、ハム売り場でスライスしてもらった方が断然美味しいです!

生ハムやチーズの買い方

番号札をとる

まず番号札をとります。(他にお客さんがいなければ番号をとる必要はありません。)

番号札はこんな感じのものが多いです。

スーパーの番号札

注文の仕方

順番が来たら、いざ注文!

基本的に100グラム単位で注文します。

100グラムを表すイタリア語

イタリア語で、100グラムは etto (エット) といいます。

100グラム un etto(ウン エット)

200グラムdue etti(ドゥエ エッティ)

300グラムtre etti(トレ エッティ)

*200グラム以上になると etto が複数形になって etti に変わります。

もちろん、100グラムを cento grammi(チェント グラミ)と言っても通じます。

イタリア語で注文してみよう!

イタリア語で注文する場合、たとえば、

「生ハムを100グラムください」は

Un etto di prosciuto crudo, per favore.

(ウン エット ディ プロシュート・クルード、ペル ファヴォーレ)

あとは、単位と名前を変えるだけです。

もし、名前が難しければ欲しいものを指さして、

Questo(クエスト=これ)、Quello(クエッロ=あれ)と言ってもいいでしょう。

イタリア語での注文が難しければ英語でチャレンジしてみてもいいと思いますし、身振り手振りでも何とかなると思いますよ。

イタリアの人は基本的には100グラム単位で買います。

もちろん、50グラムとか80グラムでも対応してくれますよ。

実際に「いつも80グラム注文する」という友人がいます。パニーニにするのにちょうどいい量なんですって。

チーズの場合は、切る前に「これくらい?」と聞いてくれるので、確認しながら注文しましょう。

イタリアのハムの種類

イタリアのハムの種類をいくつかご紹介します。この他にもたくさん種類があるので、気になったものを買ってみてくださいね。

Prosciuto crudo(プロシュート・クルード)

もっともポピュラーな生ハムです。crudoとは「生の」という意味です。

パルマ産のものやサンダニエーレ産のものが有名です。

Prosciuto cotto(プロシュート・コット)

ハムです。cotto とは「加熱した」という意味です。

Speck(スペック)

北イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州名産のスモークハムです。燻製してあるので香ばしいです。

Salame(サラメ)

サラミのことです。(冒頭の写真の左側)

Mortadella(モルタデッラ)

ボローニャ名産の大きなソーセージです。ピスタチオ入りのものもあります。(冒頭の写真の左上)

Pancetta(パンチェッタ)

豚のバラ肉の生ハム。(冒頭の写真の右下)

Porchetta(ポルケッタ)

豚のロースト。豚を丸焼きにして作られます。(冒頭の写真の右上)

おわりに

イタリアのスーパーでの生ハムなどの買い方、参考になったでしょうか?

イタリアで食べる生ハムやチーズは本当においしいです。

スーパーでワインとパンなどを一緒に買ってホテルで食べてみるのも、なかなか楽しいものですよ。

残念ながら生ハム類は日本にお土産として持ち込むことができないので、イタリアにいるうちに思う存分食べてくださいね!

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