イタリア北部、トレンティーノ=アルト・アディジェ州ボルツァーノ自治県にある自然豊かな町、カンポ・トゥーレス(Campo Tures)*。
*ドイツ語名:Sand in Taufers(ザント・イン・
カンポ・トゥーレスは、アルプスの山々の雄大な自然が魅力の南チロル地方の小さな町。
夏は登山、冬はスキーが楽しめるリゾート地としても人気です。
夏休みをドロミテで過ごしたときに、日帰りで行ってみました。
それでは、世界遺産ドロミテ地方から足を延ばしての日帰り旅行や、南チロル地方周遊の旅にもおすすめのカンポ・トゥーレスをご紹介します!
カンポ・トゥーレス(Campo Tures)の楽しみ方
カンポ・トゥーレスは、ドイツ語圏の南チロル地方にあり、オーストリア国境に近い町。
街並みもイタリアというよりもオーストリア風です。
1時間もあれば回れてしまう旧市街を歩いた後は、カンポ・トゥーレスのシンボルともいえる、タウファース城(Castello di Taufers)へ。
森の中の道をハイキングしながら、高台にあるお城を目指します。
お城に到着!
近くで見ると迫力あります。
お城の中に入って、当時の部屋などを見学(有料)。
城内の展示はありきたりでしたが、お城から見る景色は最高でした。
*わたしが訪れたのは、2年前なので、現在の入場料や営業時間などは、公式サイトでご確認ください。タウファース城公式サイト
お城を見学した後は、遊歩道を散策。
遊歩道も整備されていて、この地域に生息する動物のクイズがあったりして楽しめます。
こんなかわいらしいお家(別荘?)もありました。
南チロル地方の家は、花がいっぱいで素敵です。
遊歩道のハイキングも楽しいですが、カンポ・トゥーレスの旧市街を流れるアウリーノ川(fiume Aurino)でのラフティングも人気。
みなさん、水しぶきを浴びながら、楽しそうでした。
旧市街でアペリティーボ
お城のまわりをハイキングをした後は、旧市街に戻ってバールでアペリティーボ。
イタリアでアペリティーボというと、アペロールのスプリッツ(オレンジ色のカクテル)ですが、オリジナルカクテルを注文。
ラズベリーシロップとプロセッコのカクテル、ほんのり甘くておいしかったです。
アルプスの山を眺めながらのアペリティーボは最高でした!
絶景ランチが楽しめる!Restaurant Mittelstation
カンポ・トゥーレスを観光した後は、郊外の高台にあるレストラン Restaurant Mittelstation へ。
旧市街から車で山道を10分ほど。
山の中腹にあるこのレストランでは、アルプスの美しい山々を見ながら食事が楽しめます。
標高が高いので、夏でも少し冷えますが、天気が良ければ断然テラス席がおすすめ。
まずは、この地方名産の生ハム、スペックやサラミ、チーズの盛り合わせ。
南チロルのビール、FORSTによく合います。
続いてペンネ。
スペック、チーズ、オリーブの入ったトマトソースに目玉焼きが乗ったボリューム満点のパスタ。
フライパンのままテーブルに運ばれるパスタは迫力がありますね!
その他、南チロル地方の郷土料理がいろいろと楽しめます。
どの料理も量が多いので、シェアして食べるのがオススメです。
【Restaurant Mittelstation の店舗情報】
住所 | Michlreis 19, 39032 Campo Tures |
電話番号 | +39 0474 678182 |
営業時間 | 夏季09:00 – 17:00 (水曜定休・8月無休)*公式サイトより |
Web | https://restaurant-mittelstation.com/?lang=en |
*営業時間や定休日は公式サイトでご確認ください。
カンポ・トゥーレスへの行き方
ブルニコ(Brunico)から北へ車で30分ほど。
ブルニコからバスも出ています。
おわりに:夏も冬も楽しめる!カンポ・トゥーレス
南チロル地方にある小さな町カンポ・トゥーレスをご紹介しました。
アルプスの山々に囲まれたカンポ・トゥーレスは、夏は登山、冬はスキーと、年間を通していろんな楽しみ方ができる素敵な町です。
イタリアにいながらオーストリアの雰囲気を味わえるのも魅力です。
わたしは日帰りで行きましたが、カンポ・トゥーレスを拠点に登山を楽しむのもおすすめ。
絶景レストランでのランチも最高でした!
ドロミテ地方や南チロル地方を旅行中、時間があればぜひ立ち寄ってみてくださいね。