トスカーナにはフィレンツェをはじめとした世界遺産やワインの名産地、そして小さくて素敵な街など、見どころがたくさんあります。
ところで、イタリア旅行の楽しみのひとつが、グルメですね!
トスカーナには美味しいものがたくさんあります。
実際にトスカーナで食べた「美味しかったもの」を、6つご紹介します。
トスカーナを旅行されるときのお食事やお土産の参考にしてみてください!
ピチ(pici)
ピチ(pici)はトスカーナ、シエナ名物のパスタ。
太麺でうどんのようなもちもちした食感がとても美味しい、日本人好みのパスタだと思います。
このもちもちのパスタ、ピチをトスカーナではじめて食べました。
はじめての食感で、とても美味しかったのでスーパーで購入!(シエナ名物ですが、トスカーナのどこの街のお土産屋さんにも置いてありました。)
家に帰ってみてビックリしたのが、茹で時間。
なんと23分!
レストランで食べたピチは手打ちの自家製パスタだったので、乾燥パスタは食感が違うかもしれませんが、23分も茹でるとなると、ずいぶんコシがありそうです。
ピチには、トスカーナ風のニンニクのきいたトマトソース、アリオーネ(pici all’aglione)がおすすめ。
コルトーナで出会ったシニョーラによると、アリオーネソースの作り方のコツは「フライパンに入れたニンニクを触らないこと」だそうです。
チンタ・セネーゼ
イタリアのプロシュートといえば、パルマ産やサン・ダニエーレ産が有名です。
トスカーナには「幻の豚」チンタ・セネーゼ(cinta senese)があり、その貴重な豚で作られた生ハム類は濃厚な味でとても美味しいです。
イタリアのプロシュートよりスペインのイベリコ豚の生ハムに似た感じでした。
チンタ・セネーゼは、トスカーナ以外ではなかなか手に入れることができないので、次回トスカーナに行ったら絶対に食べると決めています!
ピエンツァのペコリーノチーズ
世界遺産ピエンツァ名産のペコリーノチーズ(pecorino di Pienza)は、羊乳で作られたチーズです。
フレッシュなものや熟成されたもの、黒こしょう味、トリュフ味、唐辛子味など、種類も豊富です。
トスカーナのワインにぴったりです!
ピエンツァのオステリアで食べて美味しかったので、お土産に小さめなものを5種類、買ってきました!
フィオレンティーナ
フィオレンティーナ(Bistecca alla Fiorentina)はトスカーナに行ったらぜひ食べたい名物料理。
その名の通り、フィレンツェ名物ですが、トスカーナ中のレストランで食べることができます。
キアニーナ牛の Tボーンステーキ、フィオレンティーナは、トスカーナに行ったら欠かせません!
問題なのは、注文できるのが1キロ以上という量。ぜひみんなでシェアして食べてみてください!
カントゥッチとヴィン・サント
トスカーナのお菓子の代表格がカントゥッチ(Cantucci)。
アーモンドが入ったかために焼かれた素朴なクッキーは、日本でも売られているので食べたことがある方もいると思います。
カントゥッチはコーヒーやヴィン・サント(Vin Santo)というデザートワインに浸して食べるのがイタリア流。
トスカーナのお土産屋さんでは「カントゥッチとヴィン・サントのセット」をよく目にしました。
個人的にはカリっとした食感が楽しめるので、コーヒーやワインに浸さずにそのまま食べる方が好きですが。。。
イタリアの人はクッキー類はワイン、コーヒー、紅茶などの液体に浸して食べるのが好きなようです。
ウエハースをコーヒーに浸して食べる人もいるほどです。
ランプレドット
陽気な屋台のおじさんの実演も見ていて楽しかったのがランプレドットのパニーニ。
ランプレドットはフィレンツェ名物だそうですが、ランプレドットが一体何なのか分からないまま食べたパニーニは忘れられない思い出となりました。
おわりに
トスカーナで食べたいご当地グルメを6つご紹介しました!
ご当地グルメは旅の楽しみのひとつですね。
旅に出たら郷土料理やその土地でしか食べられないものをぜひ楽しみたいです。
最近では世界中で食べられるものもありますが、やはり現地で食べると味わいは格別です。
イタリアは地域によって食文化が違うので、行く先々でいろいろなものを食べることができて、楽しいです。
トスカーナを旅行する際のご参考になればうれしいです!