イタリアは日本食ブーム。
いまやイタリア各地にお寿司屋さんがたくさんありますが、ほとんどが中華系の方が経営する食べ放題のお寿司屋さんです。
日本人からすると、「違うんだけどなあ~」というレベルのお店がほとんど。
イタリアで本物の日本料理を食べるのは容易ではありません。
そんなイタリアでも、ミラノには日本人経営の日本料理店が数店あり、日本食が恋しいイタリア在住者や旅行者の強い味方となっています。
ミラノ中央駅近くの老舗日本料理店、「遠藤・友よし」をご紹介します。
遠藤・友よし
昼は定食、夜はお刺身、揚げ物、煮物、お寿司といったアラカルトメニューが楽しめます。最近イタリアでも人気の和牛のメニューもあります。
外観はまさに日本料理店!雑居ビルの中にあるとは思えません。
そして、お店に入るとそこは日本!落ち着いた雰囲気の店内では、まるで日本にいるような気分になります。
なにより、日本語が通じるのがうれしいですね。
ランチメニュー
ランチタイムのメニューをご紹介します。*2018年7月現在
日替わり定食(15.5ユーロ)
鍋焼き定食(18ユーロ)
寿司定食(18ユーロ)
刺身定食(18ユーロ)
天ぷら定食(18ユーロ)
松花堂弁当(20.5ユーロ)
寿司定食1.5(24ユーロ)
鮭丼(19.5ユーロ)
日本円にすると2,000円以上なので高いですが、イタリアで本物の和食が食べられると思えば納得の価格設定ではないでしょうか。
コペルト(席料)はなし、お茶は無料です。
まずはおしぼりが出てきます。イタリアにはおしぼりの習慣はないので、うれしいですね。
ランチの寿司定食
何を頼もうか迷ったのですが、寿司定食をいただきました。
にぎり7貫、細巻き6貫、卵焼き、サラダ、茶わん蒸し、お味噌汁。
お寿司はもちろん本物、茶わん蒸しやお味噌汁も出汁がきいていて、日本の味です。
サラダの自家製ドレッシングも美味しいです。(イタリアではサラダは、オリーブオイル、お酢、塩・こしょうで自分であえるのが普通なので、ドレッシングは久しぶり!とても美味しかったです。)
食後はコーヒーかジェラートが選べます。ジェラートは抹茶アイス!
お隣の方が頼んでいた松花堂弁当は豪華!揚げたての天ぷらや焼き魚もとても美味しそうでした。
アクセスと営業時間
【Tomoyoshi Endo】
住所:Via Fabio Filzi, 8, 20124 Milano MI
電話:02 6698 6117
ミラノ中央駅(Milano Centrale)と地下鉄M3線リプッブリカ駅(Repubblica)のちょうど真ん中にあります。
ミラノ中央駅、リプッブリカ駅どちらからも、ヴィットル・ピザーニ通り(Via Vittor Pisani)という大通りを歩いて、徒歩10分弱。
大通りに面した雑居ビルの中にあって、少し分かりにくいですが。こちらが目印です。
【営業時間】
ランチタイム 12:00-15:30
ディナータイム 19:00-23:00
定休日:日曜日
*変更や臨時休業の可能性がありますので、事前にご確認ください。
おわりに
イタリアでは日本食がブームとはいえ、イタリアにある日本食のお店は9割以上が中華系経営のお寿司屋さんです。
イタリアで本物の日本料理が食べられるお店は少なく、ミラノでも数店しかありません。
今回ご紹介した、「遠藤・友よし」はミラノ中央駅からすぐなので、旅行者にもおすすめです。
イタリア滞在中に日本の味が恋しくなったらいかがでしょう?