映画監督フェリーニの故郷、アドリア海のリゾート地「リミニ」

リミニ エミリア・ロマーニャ州
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イタリアの東側、アドリア海にはビーチリゾートとして人気の町がたくさんあります。

その中のひとつがエミリア・ロマーニャ州リミニ県の県都、リミニ

リミニはビーチだけでなく、イタリア人映画監督、フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)の生まれ故郷としても知られています。

今回はリミニのビーチの様子とフェリーニ由来のスポットをご紹介します。

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*本記事の中の情報は筆者が実際に訪れたり、体験した時点のものです。変更の可能性もありますので、最新情報はご自身でご確認ください。

人気ビーチリゾート「リミニ」

リミニはイタリア有数のビーチリゾート。

夏になるとイタリアはもちろん、ヨーロッパ中からビーチで夏休みを過ごす人たちがやってきます。(ヨーロッパの夏休みは長く、最低でも1週間、長い人で1か月以上同じホテルに滞在して毎日ビーチで過ごすという人が多いです。)

リミニのビーチはとても広いですが、区画分けされ、番号がつけられているので分かりやすいです。

ビーチにはパラソルが整然と並んでいて、パラソルとビーチチェアは1日または半日単位でレンタルすることができます。

シャワーやトイレ、更衣室はもちろん、ビーチバレーのコート、卓球台、ミニサッカー場、子ども用が遊べるキッズスペースなどもあります。

また、ビーチのはずれになりますが、持参したパラソルを立てることができるエリアもあります。

パラソルをレンタルしてのんびりするのもいいですが、海岸沿いの散歩も楽しいです。こちらは海岸沿いにあるバール。おしゃれですね。

海の家

リミニのビーチのシンボル(?)観覧車。日本で大きな観覧車に慣れているので、小さいですが、イタリアの観覧車はこんなものです。

リミニの海岸沿いを歩いていればすぐに見つかります。

リミニ

ところで、イタリアの人たちが1週間以上もの長い期間、どのようにビーチで過ごすか気になりませんか?

基本的には、朝からお昼までビーチでリラックス。ホテルまたはレストランでランチの後、またビーチに戻ってリラックス。日が暮れるとホテルに戻って着替えてディナー、食事の後はバーで飲んだり、クラブへ踊りに行ったりします。

特に、リミニには有名なクラブがたくさんあるので、若者に人気なんだそうです。

ビーチ以外では、海岸沿いを散歩したり、街をショッピングしながらぶらぶらしたり。

日本人とは時間の使い方が全然違いますね。

映画監督フェリーニの生まれ故郷

リミニは有名なイタリア人映画監督、フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)の生まれ故郷。

イタリア人にとっては、リミニといえば、フェリーニ。

リミニを訪れる映画ファンが必ず立ち寄るのがこちら、フェリーニの映画『アマルコルド』に登場した高級ホテル「グランドホテル」。

グランドホテル

グランドホテル

映画を見てから行くと盛り上がりますね!

また、グランドホテルの向かいには、フェリーニの名前が付けられた公園「Parco Federico Fellini(フェデリコ・フェリーニ公園)」があります。

フェデリコ・フェニーニ公園

この公園の特徴は、公園の入り口にある巨大なカメラのモニュメントです。

公園のカメラ

この巨大カメラ以外は特に特徴はないですが、ビーチからもすぐそばなので、この公園で散歩を楽しむ人がたくさんいました。

リミニ(Rimini)への行き方

リミニへは、ボローニャから電車で約1時間で到着します。

また、本数は少ないですが、ローマからの直通電車もあります。

おわりに

今回はビーチリゾート、リミニをご紹介しました。

日本人にとっては、イタリア人のようにビーチで何週間も過ごすのは難しいですが、リミニはアクセスがいいので、1日~2日でもイタリアのビーチリゾートを体験したいという方にもおすすめです。

リミニはビーチリゾートとして有名ですが、実はローマ時代に起源をもつ街で、ビーチ以外にも見どころがあります。ビーチだけでなく、旧市街を観光したいという方にもおすすめです。

また、リミニはサンマリノ共和国や周辺の小さな街への拠点ともなる街です。ボローニャからの日帰り旅行はもちろん、サンマリノ共和国などへ行くついでに、ぜひ立ち寄ってみてください。

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