今回は、イタリアのクリスマスを彩る プレゼーペ(Presepe)が並ぶナポリのサン・グレゴリオ・アルメーノ通り(通称プレゼーペ通り)をご紹介します。
★プレゼーペ通りを見てみたい!
★ナポリ観光のオススメスポットを知りたい!
イタリアには、クリスマスにクリスマスツリーの他に プレゼーペ(Presepe)を飾る習慣があります。
ナポリの旧市街には、プレゼーペ工房のお店がずらりと立ち並ぶ サン・グレゴリオ・アルメーノ通り(通称プレゼーペ通り)があり、世界中から観光客がプレゼーペを一目見ようと集まります。
プレゼーペ通りは、ナポリに行ったらぜひ訪れたいナポリの観光スポットのひとつ。
今回は、プレゼーペ(Presepe)を簡単に説明するとともに、ナポリの観光名所プレゼーペ通りをご紹介します!
イタリアのクリスマスに欠かせないプレゼーペ(Presepe)
プレゼーペ(Presepe)とは、キリスト誕生の場面を人形や模型などで再現したもので、イタリアのクリスマスに欠かせない大切なものです。
クリスマスが近づくと、家庭はもちろん、街の広場や店舗など、イタリア中のいたるところにプレゼーペが飾られます。
クリスマスシーズンにイタリアへ行って見たことがあるという方も多いと思いのではないでしょうか。
日本のイタリア料理店、イタリア語学校、イタリア関係のお店などでも飾っているところもありますね。
美術館や屋外に飾られる大きなものから家庭で飾られる小さなものまで、サイズもデザインもさまざまです。
ナポリのプレゼーペ通り「サン・グレゴリオ通り」
プレゼーペ工房のお店が立ち並ぶ サン・グレゴリオ・アルメーノ通り(Via San Gregorio Armeno)。
通称プレゼーペ通りとも呼ばれるこの通りは、スパッカナポリの「サン・ビアジョ・ディ・リブライ通り(via San Biagio dei Librai)」と「トリブナーレ通り(via dei Tribunali)」を南北につなげる小さな通りです。
この小さな通りに何軒ものプレゼーペ工房が軒を連ねていて、お店の外に自慢のプレゼーペを並べています。
伝統的な人形や、馬小屋、お肉屋さん、パン屋さん、水車などなど、当時の様子を再現するいろんな模型があります。
実際に動く模型もあったりして、感心してしまいます。
伝統的なプレゼーペも素敵ですが、観光客に人気なのがサッカー選手、歌手、俳優、政治家など、有名人の人形。
カルチョ(サッカー)の国だけあって、サッカー選手が多いですね。特にナポリの選手!
クリスマスとは全く関係ないですが、やはり有名人の人形の方が見ていて楽しいものです。
知っている有名人が必ずいるはずなので、ぜひ探してみてくださいね!
*撮影禁止のお店もあるのでご注意を!
クリスマスグッズやナポリのお土産もあります!
サン・グレゴリオ・アルメーノ通り(Via San Gregorio Armeno) には、プレゼーペ以外にもクリスマスの飾り付けにおすすめのクリスマスグッズやナポリのお土産も並んでいます。
馬小屋の場面のみの小さなプレゼーペ、クリスマスツリーの飾り置物など、素敵なクリスマスグッズがたくさん!
ナポリのシンボル的人形、プルチネッラ(Pulcinella)や、幸運を呼ぶアイテム、コルノ というお守りなどナポリ土産もそろっています。
*コルノは赤い唐辛子に似ていますが、実は角なんです!
素敵なナポリ土産を探してみてはいかがでしょう?
サン・グレゴリオ・アルメーノ教会も必見!
プレゼーペを見に サン・グレゴリオ・アルメーノ通り(Via San Gregorio Armeno) に行くなら、通りの途中に建つサン・グレゴリオ・アルメーノ教会 もぜひ見学してみましょう。
教会内部の装飾は息をのむほど豪華絢爛。
ごちゃごちゃした狭いプレゼーペ通りにこんな素晴らしい教会があるとは驚きです。
中庭も素敵でした。
「サン・グレゴリオ通り」に行くなら、おすすめの時間帯は?
プレゼーペ通りと呼ばれる サン・グレゴリオ・アルメーノ通り(Via San Gregorio) には、一年中プレゼーペが並びます。
特にクリスマスが近づくと、世界中から訪れるプレゼーペを求める人や観光客で賑わいます。
オススメの時間帯は午前中。
ただ、あまり早すぎるとお店が開いていないので、10時頃がベストだと思います。
クリスマスシーズンや週末は、午後になると大混雑してゆっくりプレゼーペを見るのが困難になるのでご注意を!
おわりに
ナポリの観光スポットのひとつ、サン・グレゴリオ・アルメーノ通り(Via San Gregorio Armeno) をご紹介しました。
イタリアのクリスマスに欠かせないプレゼーペ(Presepe)はもちろん、世界の有名人の人形を見にぜひ行ってみてくださいね!
見ているだけでも楽しいですが、素敵なクリスマスグッズが見つかるといいですね。