北イタリア、ロンバルディア州南東部にある美しい小都市マントヴァ（Mantova）。
世界遺産に登録されているマントヴァの歴史地区は、コンパクトで歩きやすく、活気もあり、美味しいものもたくさんと魅力いっぱい！
ミラノやヴェローナからの日帰り旅行にぴったりの街です。
今回はヴェローナに行ったついでに立ち寄りました。
マントヴァ観光の目玉ともいえる Camera degli Sposi（夫婦の間/結婚の間）を見学し、旧市街を歩いてきました。
本来なら一日かけてじっくり回りたいところですが、マントヴァは何度か訪れているのでサクッと半日で。
それでは、今回の半日観光のルートをご紹介します。
世界遺産の街！マントヴァの旧市街①エルベ広場とマンテーニャ広場
駅から歩いて旧市街に向かうと現れるのがエルベ広場（Piazza delle Erbe）。
この広場には、円筒形の教会 ロトンダ・ディ・サン・ロレンツォ（Rotonda di San Lorenzo）、時計塔（Terre di Mantova）、ラジョーネ館（Palazzo della Ragione）が建ち並んでいます。
そして、エルベ広場のすぐそばには、小さな広場、マンテーニャ広場（Piazza Mantegna）があります。
ここに面して建つのが、マントヴァで一番大きなルネサンス様式のサンタンドレア大聖堂（Basilica di Sant’Andrea）。
今回は内部は見学せず、外観だけ写真を撮り、エルベ広場沿いのお店で軽い昼食を取りました。
世界遺産の街！マントヴァの旧市街② ソルデッロ広場
続いて向かったのがドゥオーモとドゥカーレ宮殿のあるソルデッロ広場（Piazza Sordello）。
正面がドゥオーモ、右側がドゥカーレ宮殿です。
こちらがマントヴァのドゥオーモ、Cattedrale di San Pietro（サン・ピエトロ大聖堂）。
外観も美しいですが、内部も豪華でとても美しい。
祭壇です。
ドゥオーモを見学した後は、すぐそばにあるドゥカーレ宮殿へ。
マントヴァ観光の目玉ともいえる、宮殿敷地内のサン・ジョルジョ城にあるCamera degli Sposi（夫婦の間/結婚の間）。
事前予約をしていないけど入れるかな？とチケット売り場へ向かってみました。
無事に入場できました！
詳しくは前回の記事をご覧ください。
世界遺産の街！マントヴァ③ テ離宮（Palazzo Te）
マントヴァ観光のもう一つの見どころ、テ離宮（Palazzo Te）。
旧市街から少し離れたところにあり、ソルデッロ広場からエルベ広場を通って、2キロほど歩きます。
広大な公園の中にあるテ離宮。
写真をご覧いただければわかると思いますが、テ離宮に着いたのは、夕方。
ここの博物館も見ごたえがあるそうですが、せっかくならゆっくり鑑賞したいので今回はパス。
美しい公園を眺めて、マントヴァを後にしました。
マントヴァの基本情報
マントヴァはロンバルディア州マントヴァ県の県都。
マントヴァはガルダ湖から流れるミンチョ川が形成する３つの湖、スペリオーレ湖、メッツォ湖、インフェリオーレ湖に囲まれた小さな街です。
芸術を愛したゴンザーカ家が統治したこの美しい街は、世界遺産にも登録されています。
マントヴァは、ヴェローナから約３５キロ、ミラノとヴェネツィアの中間に位置します。（どちらからも150キロほど。）
ヴェローナからはもちろん、ミラノやボローニャ、ヴェネツィアからの日帰り旅行も可能です。
世界遺産マントヴァ 旧市街はコンパクトで歩きやすい！
何度訪れても楽しめる美しい街マントヴァ。
お昼過ぎに到着して夕方までの半日で、観光名所をサクッと回ってきました。
今回は、お目当てのドゥカーレ宮殿内のサン・ジョルジョ城にあるCamera degli Sposi（夫婦の間/結婚の間）に入場できて大満足。
テ離宮はまたいつか見学したいと思います。
世界遺産の街マントヴァの魅力は美しい街並みだけではありません。
美味しいものがたくさんあるんです。
今回食べた美味しいものは、次回のグルメ編でご紹介します。
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