カルチョの国イタリアのサッカーファン事情 

サッカー イタリア生活

イタリアはカルチョの国!

カルチョ(calcio)とは イタリア語でサッカー のこと。

ご存知の通り、サッカーはイタリアで最も人気のあるスポーツです。

小さな男の子たちの遊びと言えばサッカー。

大人になってもみんなサッカーが大好きで、常にサッカーの話をしています。

さて、イタリアではサッカーのファン/サポーターのことを tifoso(ティフォーゾ・単数形)/tifosi(ティフォージ・複数形)といいます。

tifoso とは、熱狂的ファン という意味の単語なんですが、イタリアのサッカーファンは本当に熱狂的なんですよ!

今回は、イタリアのサッカーファン事情をご紹介したいと思います!

セリエAの人気クラブ

セリエA で特に人気のあるクラブは3つ。

全国的にみると、ユヴェントスACミランインテル が人気を分け合っています。

どのクラブも世界を代表するビッグクラブですね。

もちろん、ナポリではナポリ、ローマではローマかラッツィオ、フィレンツェではフィオレンティーナなど、どこの地域でもその土地のチームが人気ですよ。

ユヴェントス(Juventus FC)

本拠地:トリノ

クラブカラー:白(Bianco)と黒(Nero)

愛称:Bianconeri(ビアンコネーリ)

サポーター名:Juventino(ユヴェンティーノ)

*近年セリエAで毎年優勝しています。

ACミラン(AC Milan)

本拠地:ミラノ

クラブカラー:赤(Rosso)と黒(Nero)

愛称:Rossoneri(ロッソネーリ)

サポーター名:Milanista(ミラニスタ)

*本田選手が所属していたことで日本でも知名度抜群ですね。

インテル(FC Intelnazionale Milano)

本拠地:ミラノ

クラブカラー:青(Azzurro)と黒(Nero)

愛称:Nerazzurri(ネラッズーリ)

サポーター名:Interista(インテリスタ)

*インテルは 長友選手 がプレーしていましたよね。

ともにミラノに本拠地を持つ ACミランとインテルの試合は ミラノダービー と呼ばれ、注目度は抜群です。

ユヴェントス or アンチ・ユヴェントス

3つのクラブが人気なのはご説明したとおりです。

最近ではユヴェントスが一人勝ち状態なので、ユヴェントス以外のクラブのサポーターのほとんどはユヴェントスを嫌っています

イタリアのサッカーファンは、

ユヴェントス 対 アンチ・ユヴェントス

に分けられるといっても過言ではないでしょう。

UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝

2018年4月3日、4日に UEFAチャンピオンズリーグ の準々決勝の試合がありました。

準々決勝に進んだ 8チームのうち、イタリアからは ユヴェントスローマ の2チーム。

ユヴェントス 対 レアル・マドリッド

FCバルセロナ 対 ASローマ

の2試合がありました。

試合後の反応がとっても対照的でおもしろかったんです!

ユヴェントス 対 レアル・マドリッド

レアル・マドリッドが3対0で勝利を収めました。

この試合、レアル・マドリッドの クリスティアーノ・ロナウド の 芸術的なオーバーヘッドのゴール が話題になっていますね。

試合中からイタリア中の アンチ・ユヴェントスファンレアル・マドリッド が ゴール するたびに大喜びしていました。

試合後も、街中でユヴェントスサポーターがからかわれたり、Facebook に負けたユヴェントスを揶揄するコメントがたくさんのせられていました。

バルセロナ 対 ローマ

バルセロナが4対1で勝利を収めました。

ローマは2つのオウンゴールを献上して、負けてしまいました。

ところが、ローマが負けて大喜びしているイタリア人はいません。

それどころか「オウンゴールは運が悪かった」「かわいそうだ」とのコメントが多かったです。

なぜユヴェントスが嫌われる?

同じようにイタリアのクラブが負けても反応がこんなに違うんです!

ユヴェントス 対 アンチ・ユヴェントス の図は明らかですね!

なぜ 他チームのサポーターがユヴェントスに反感を感じる のか、不思議です。

ユヴェントスが嫌いというより、ユヴェンティーノ(ユヴェントスサポーター)が傲慢で気にいらないんだよ、という声が多数。

強すぎるユヴェントスに嫌悪感を持っているのかと思いきや、図に乗っているユヴェンティーノが気にいらないみたいです。

おわりに

イタリアのサッカーファン事情、いかがでしたか?

私はサッカーにまったく興味がないので、この数日の盛り上がりを冷たい目で見ているのですが、ユヴェントスが勝つか負けるか、イタリア人にとっては一大事のようです(笑)。

最近イタリアサッカーは低迷していて、2018年のワールドカップに出場もできないのですが、イタリア国内ではこんな争い(?)があるんですよ。