イタリアで入院。。。イタリアの病院食はどんな感じ?

イタリア生活

先日、イタリアではじめての入院をしました。(日本でも入院したことがないので、人生初の入院です。)

はじめてのイタリアの病院、しかも相部屋(4人)での1週間の入院生活は何とも言えない経験となりました。

入院生活はさておき、イタリアの病院食がどんな感じなのかをレポートしたいと思います!

毎食メニューを選べる!

今回入院したのは公立病院です。

入院中は、朝食・昼食・夕食で好きなメニューを選べました

昼食後に食堂のおばさんがタブレットを片手に病室へ来て、一人一人の翌日のメニューの注文をとる形式になっていました。(ものすごい早口でしたが。)

ただし、入院当日や、おばさんが注文を取りに来たときに部屋にいなかった場合などは、適当に決められます。

それでは、イタリアの病院食(普通食)をいくつかご紹介します。

イタリアの病院食:朝食

それでは、まず朝食。

朝食は毎日同じで、パンかビスケット、塗るもの、飲み物を選びます。

病院でもやっぱりシンプルなイタリアの朝ごはん! 

① パン or フェッテ・ビスコッターテ(パンのビスケット)

② マルメラータ(ジャム) or はちみつ

③ カフェ or カフェラテ or 紅茶

味気なく、量も少なかったです。2パターンご紹介します。

朝食・その1

フェッテ・ビスコッターテマルメラータ & 紅茶

朝食・その1

こちらが初日に運ばれてきた朝食です。

病院だからこんなに質素なの?と思うかもしれませんが、イタリアではこれが普通の朝食なんです。

飲み物はカップではなくスープ皿のようなお皿に入っていて、とっても飲みづらいうえに、紅茶も美味しくなかったので、持参したジュースを飲んでいました。

朝食・その2

パンマルメラータ & 紅茶

朝食・その2

フェッテ・ビスコッターテが美味しくなかったので、翌日はパンを選んでみました。

フェッテ・ビスコッターテが軽いパンに変わっただけで、「これが朝食?」と疑いたくなるほど質素です。

幸い、食事制限はなかったので、差し入れのブリオッシュやフルーツなどを食べていました。

イタリアの病院食:昼食

朝食はとても質素ですが、昼食はというと、毎日パスタなどのプリモ、お肉や魚などのセコンド、付け合せの野菜、フルーツ、ヨーグルトのデザート、パンかグリッシーニを選べて、メニューを聞く限りはけっこう豪華です。

昼食・その1

野菜のパスタ、子牛のハンバーグ、ズッキーニ、フルーツ、グリッシーニ

昼食・その1

パスタは茹ですぎで味がなく、逆にハンバーグはしょっぱい。

病院食なんだから味がないのは理解できますが、塩分が多過ぎなのはどうなんでしょうか。

昼食・その2

お米のサラダ、タッキーノ(七面鳥)のサラダ、ナスの炒め物、フルーツ、パン

昼食・その2

この日は注文していなかったので何が来るのか楽しみにしていたら、何と、お米のサラダ(insalata di riso:インサラータ・ディ・リーゾ)とタッキーノのサラダ(insalata di tacchino:インサラータ・ディ・タッキーノ)の組み合わせ。

どちらもイタリアの夏の定番料理ですが、なにもこの2つを組み合わせなくても。。。

しかもお米とタッキーノ以外の具が冷凍のミックスベジタブルという手抜き感満載の2皿。。。

他の患者さんと一緒に「これはひどいよねー」と笑いました。

昼食・その3

シーフードときのこのパスタ、タッキーノ(七面鳥)のトマト煮込み、ほうれん草のソテー、フルーツヨーグルト、グリッシーニ

昼食・その3

この日もパスタは味がなく、お肉のソースは塩気たっぷりでした。

昼食・その4

トマトソースのパスタ、野菜入りフリッタータ(卵料理)、マッシュポテト、フルーツヨーグルト、グリッシーニ

昼食・その4

フリッタータといえばオムレツのような卵料理なんですが、こちらは固くて変わった味でした。中身はまたもや冷凍のミックスベジタブル。

イタリアの病院食:夕食

夕食も昼食同様、パスタやスープなどのプリモ、お肉や魚などのセコンド、付け合せの野菜、フルーツやヨーグルトのデザート、パンかグリッシーニを選べます。

夕食はパスタよりスープ類の方が多く、付け合せ野菜はほとんど蒸し野菜でした。全般的に昼食よりあっさりしたメニューが多かったです。

夕食・その1

ミネストリーナのような小さなパスタが入ったスープ、蒸し魚、蒸し野菜、フルーツヨーグルト、グリッシーニ

夕食・その1

メインは冷凍の切り身魚でした。

夕食・その2

野菜のミネストローネ、子牛のロースト、蒸しインゲン豆、フルーツヨーグルト、パン

夕食・その2

インゲンも冷凍。冷凍食品の使用頻度が高いですね。

夕食・その3

豆とシリアルのスープ、蒸し魚、蒸しポテト、フルーツ、グリッシーニ

夕食・その3

夕食・その1と同じく冷凍の魚。魚の種類も同じでした。

おわりに

イタリアの病院食(普通食)をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

もちろん病院の食事、ということで期待はしていませんでしたが、冷凍食品ばかりで味気なく、想像以上に美味しくなかったです。

病院にいると食欲もないので、毎回少し食べてほとんど残してしまいました。

ただ、メニューが選べるのは魅力的ですね。

同じ病室の患者さんもみんな違う料理なので、「これはおいしい」「これはひどい」などとみんなで言い合って食べたのが楽しかったです。

日本の病院食を食べたことがないので比較できませんが、栄養バランスはあまりよくない気がしました。

少し時間がたった今では「いい経験をできたかな」とも思えますが、今後は病院のお世話にならないようにしたいです。