夏といえば、お祭りですね!
夏になるとイタリアでも各地でいろいろなお祭りが開催されます。
そして、お祭りでこどもたちが楽しみにしているのが屋台。
イタリアでも、お祭りがあれば食べ物やゲームの屋台が並びます。
どんな屋台があるかというと、日本のお祭りでおなじみの「わたあめ」や日本とはちょっと違う「駄菓子」などの食べ物屋さん、「射的」などのゲーム屋さんがあります。
今回は、先日立ち寄ったお祭りで見かけたイタリアでも珍しい「レトロなゲーム」をご紹介します。
アヒル釣り
こちらは、LA PESCA という名のゲーム。
pesca(ペスカ)とは、イタリア語で「魚釣り」や「くじ引き」などの意味で、文字通り「釣り」ゲームです。
何を釣るかというと、アヒルのおもちゃ!(アヒル隊長といった方が分かりやすいかもしれません。)
色とりどりのアヒル隊長の仲間たちに、釣り針のようなものがついていて、釣りざおの先にある丸い輪に通して釣り上げるゲームです。
日本の「風船つり」や「金魚すくい」に似ていますが、針も釣りざおに付いている輪も紙ではないので簡単に釣り上げることができます。
風船割り
こちらは、TIRO A SEGNO という名のゲーム。
Tiro a segnoとは、イタリア語で「射的」という意味です。
通常の屋台には日本と同じような射的ゲームもありますが、こちらはぐるぐる回る風船をめがけてダーツの矢を投げるというもの。
風船が動いているので難しそう!
的あてゲーム
こちらは BRENTA というゲーム。
Brenta とは、ブドウ酒用の樽のことです。(写真のピエロの下にある大きな樽がBrenta。)
ピエロの右にある的に球を当てると、ピエロが樽の中に落ちます。
的に当てたいけど、ピエロが落ちるとかわいそう。。。
缶倒しゲーム
こちらは、TIRO AL BRATTOLO というゲーム。
Brattoloとはイタリア語で油やコーヒー豆などの保存に使われる円筒状の缶のことです。
大きな缶をめがけてボールを投げ、缶の山を崩すゲーム。
思いっきり投げないと缶が動かない!子供には少し難しいかな。
ハンマー叩き
こちらは、LA MAZZAというゲーム。
mazzaとは、イタリア語でハンマーのこと。
おもりが乗っている台にハンマーを思いっきり叩きつけて、おもりがどこまで上がるかを競うゲームです。同じようなゲームがゲームセンターにありますよね。
ハンマーが重たいので大人向けのゲームですね。
おわりに
イタリアのお祭りで見かけたちょっとレトロなゲーム、いかがでしたか?
イタリアでは、一昔前はこんなゲームで楽しんでいたのでしょうか。
ゲームのスタッフの衣装もおしゃれで、大人も子供も普段とは少し違ったゲームを楽しんでしました。
どこの国でもお祭りは楽しいものです。
イタリア旅行中にお祭りを見かけたら、ぜひ現地のゲームで遊んでみてください!